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金価格見通し:分かれ目に、金/ドルの買い持ち状況とテクニカル指標が綱引き

金価格見通し:分かれ目に、金/ドルの買い持ち状況とテクニカル指標が綱引き

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※2023年6月8日17時50分更新

金、金/ドル - 値動きとセンチメント

  • 米国債利回りの上昇にもかかわらず、金/ドルは重要なサポートを上回って推移している
  • 個人トレーダーのポジションは大きくロングに傾いているようだ
  • 金/ドルの見通しと注目すべき重要な水準とは?
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金先物相場は重要な局面を迎えている。 個人トレーダーのポジションはロング(買い持ち)に傾いており、金/ドルに下落リスクをもたらしている。しかし、過去の事例を参考にすると、金相場が弱気なブレイクをする機はまだ熟していないかもしれない。

資料:IGクライアントセンチメントのレポート

金/ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

IGクライアントセンチメント(IGCS)によると、金/ドルを取引する個人トレーダーの72%がネットロング(金を買い持ち)にしており、ロングとショートの比率は2.6対1となっている。IGCSは、時に逆張り指標として機能する。ほとんどのトレーダーがネットロングであるという事実は、金相場が下落し続ける可能性を示唆している。

テクニカル面から見た状況は、前回記事の時点からほぼ変わっていない(5月31日付記事「金価格見通し:米国債利回りの低下が支えも、いつまで続く? 対ドル・ユーロでの値動き」参照)。日足チャートで金相場は、2022年末から続く上昇トレンドライン、89日移動平均線、一目均衡表の雲下辺を含む、かなり強いサポート1,930付近を上回る水準を維持している。色分けされた日足チャートは、現在のトレンドが長期的な強気局面におけるもみ合いだと示している。

金/ドル 240分足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

興味深いことに、14日RSI(相対力指数)はベースを形成しようとしており、前回、相場が下落した今年前半の際と同様の動きとなっている(日足チャート参照)。今回、実のある回復にするためには、金/ドルは1,980-1,987近辺(240分足チャート上の200期間移動平均線と先週金曜の高値を含む)に位置する目先の天井を上抜ける必要がある。

金/ドル 240分足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView、下記の注意書き参照

それまでは、長短双方の時間枠チャートにおいて弱気な見通しが主流となりそうだ。色分けされた240分足チャートは、金/ドルが依然として広範にわたって弱気局面にあることを示している。ここ数カ月、長期の時間枠チャートでは勢いが気になるところである。3月28日付4月16日付4月24日付5月10日付の記事、そして5月17日付記事「金価格見通し:分岐点は目の前?」をご参照ください。

金/ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView、下記の注意書き参照

金/ドルが1,980-1,987を上回ると、2,020あるいは2,048に向けて上昇するシナリオが浮上すしそうだ。下降局面では、1,930を決定的に下方ブレイクすると、200日移動平均線(現在1,840近辺)に向けて下落する可能性が開かれる。

金/ドル 月足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

このチャートでは、青いローソク足は強気が優勢な局面、赤いローソク足は弱気が優勢な局面を示しています。黒いローソク足はもみ合い局面を表していますが、時にはトレンドの終焉を形成することもあります。

注:ローソクの色は予測ではなく、単にその時のトレンドを示しています。実際、ローソクの色は次のローソクの際に変化することがあります。200期間移動平均線付近やサポート/レジスタンス付近、もみ合い/不安定な値動きの際は、本来のトレンドとは異なる、騙しのパターンが発生する可能性もあります。筆者は情報の正確さを保証しかねます。また、過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆するものではありません。本情報のご利用は、自己責任にてお願いします。

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

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