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注目のトレード機会 2024年第2四半期:米国株市場のおすすめはRSP-ETF

注目のトレード機会 2024年第2四半期:米国株市場のおすすめはRSP-ETF

ディエゴ・コルマン, ストラテジスト
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

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このページの内容

英語版レポート公開日:2024年4月1日

2024年第2四半期の投資先として、デイリーFXのストラテジスト ディエゴ・コルマンが注目するのはRSP-ETFに代表されるイコールウェイト型S&P500。本記事では、今後の見通しについてファンダメンタルズ・テクニカルの両面から解説する。

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推薦者: ディエゴ・コルマン
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SPYとQQQは買われ過ぎ、おすすめはRSP

2024年は、人工知能(AI)によるハイテク銘柄の好調さと米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢に牽引されて、米国株は良好な滑り出しとなり、まだこの先も上値余地があるようにみえる。その一方で、堅調な株価を受けて、トレーダーや投資家は投資対象をより厳しく選定するようになっている。つまり、株価指数が主な投資対象だったトレーダーが、S&P500(SPY)やハイテク大手銘柄で構成されたナスダック100(QQQ)以外にも、長期的な成長性を秘めた魅力的な投資先に目を向け始めている。

例えば、上場投資信託(ETF)のRSP-ETF(インベスコS&P500イコールウェイトETF)に代表されるイコールウェイト型S&P500が挙げられる。2023年以降、SPYは67%、QQQは36%上昇したのに対し、RSPの上昇率は18%と低く、さらなる上昇の余地があるように見受けられる。また、RSPは、構成銘柄を組み込む際に均等配分方式を採用しているため、全体に占める大企業の優位性が緩和されて、米国市場の幅広い銘柄への分散投資を可能にしている。

SPY・QQQ・RSP 週足チャート

A graph of different colored lines  Description automatically generated

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

第2四半期にRSPが上昇する要因として、米国の景気後退への懸念が低くなる中で、経済情勢は安定しつつあることが挙げられる。リスク資産、特にイコールウェイト型指標に多く組み込まれている中小企業やこれまで出遅れていた企業にとってはよい兆しとなる。

さらには、FRBが間もなく金融緩和に踏み切ることも、好材料となるだろう。FRBは3月の会合で、ディスインフレーションが緩和したにもかかわらず、年内3回の利下げ実施の方針に変更はないと示した。つまり、しばらくの間はインフレ進行を容認してでも、経済成長を優先させるという政策立案者の意図が表れている。

RSP-ETFに投資することで、S&P500構成銘柄を幅広く取り込みつつ、成長が顕在化していない割安銘柄への投資も可能性になる。米国経済が安定し、FRBの利下げ時期が近づくにつれ、堅調な第2四半期に検討すべき投資先はRSPと言えるだろう。

強気相場の戦略は?

RSPは2024年第1四半期に、2022年1月の史上最高値を更新し、一時168.00を超える新たな史上最高値をつけた。この直近のブレイクアウトから利益を出すには、反落を待つのがよいだろう。それまでレジスタンスラインとして機能していた165.00付近の直近高値がサポートラインになるような相場の動きが確認できれば、この水準を短期的な下限値とするさらなる上昇が期待できる。この場合、相場が168.00に到達することも想定される。また、上昇の勢いが加速すれば、2023年10月から始まる上昇チャネルの上限である178.00が次の目安になるだろう。

その一方で、165.00がサポートラインとして機能せずに相場が下抜けた場合、強気の見通しは揺らぐが、まだ完全に崩れたわけではない。RSPは勢いを取り戻して再上昇する前に、161.10付近の50日単純移動平均線に向かって下落していく可能性がある。なお、この161.10付近も下抜けた場合、短期的には強気の推定は崩れ去り、売り優勢の展開を想定する必要がある。

RSP 週足チャート

グラフ, ヒストグラム  自動的に生成された説明

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

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