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日本銀行、政策据え置き。円安勢の勢い。ドル円、日経平均の見通し

日本銀行、政策据え置き。円安勢の勢い。ドル円、日経平均の見通し

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

日本銀行が金融政策決定会合にて、金融政策を維持した。声明からは、早期の政策変更に前向きでない姿勢が読み取れるが。日銀会合を受けたドル円、そして日経平均株価の今後の見通しとは。

米ドル円(USD/JPY)のターゲット】

上値:157.00円

下値①:9日移動平均線(現在155.00円)

下値②:151.97円

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【日経平均(先物)のターゲット】

上値:38,500円

下値:37,000円

 

日銀、マイナス金利解除

日本銀行が金融政策決定会合開催し、政策金利を据え置いた一方、「これまでと同程度の国債購入を継続する」との文言を声明から削除した。ただし、長期国債の買い入れについて、3月会合の方針に沿って実施すると明記したことを受け、日銀が早期の金融政策の変更に前向きではないことを示した。

 

また、インフレ見通し(消費者物価指数)を公表し、はじめて示された2026年度の前年度比の上昇率は、除く生鮮食品で1.9%、生鮮食品・エネルギーを除いたベースで2.1%となり、日銀のインフレ目標2%を達成する見通しであることが示された。また、円安進行などを受け、2024年度の物価の見通しは、上振れリスクが大きいことを示した。

日本銀行:物価見通し

日本銀行:物価見通し

資料:日本銀行よりDailyFXが作成。

 

円安進行に伴い、政策変更を実施するとの思惑が一部であったことから、日本銀行の政策維持を受け、ドル円は、ドル安円高で反応、日経平均は上昇で反応している。

ドル円の動き

A graph with a line and arrow pointing up  Description automatically generated

資料:TradingView

 

日経平均の動き

A graph showing the price of a stock market  Description automatically generated

資料:TradingView

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米ドル円(USDJPY)の見通し

ドル円は、日銀会合の結果を受け、ドル高円安が進行している。日銀が早期の政策修正に前向きでないことが示唆された中、日本当局からの為替介入がない限り、円安地合い継続を見込む。

 

日銀会合の結果を消化した上で、156円台が定着した場合、157.00円への上昇が視野に入る。156.00円台が定着しなかった場合、9日移動平均線(現在155.00円)への下落が視野に入る。

 

一方、日本銀行の政策変更でも大きな円高圧力とならなかったことなどを背景に、日本当局

が為替介入を実施する可能性がある。為替介入が実施された場合、急速に円高が進行し、3月27日高値151.97円へのドル安円高進行が視野に入る。

【米ドル円(USD/JPY)のターゲット】

上値:157.00円

下値①:9日移動平均線(現在155.00円)

下値②:151.97円

 

USDJPY日足チャート

image4.png

資料:TradingView

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日本株(日経平均株価)の見通し

日経平均株価(先物)は、37,000円でサポートされ、反発している。一方、38,500円がレジスタンスとして機能しており、上値が重くなっている。RSIも50を下回っており、日経平均に対するモメンタムが弱気であることを示している。

 

不透明要因であった日銀会合を通過したものの、テクニカル面で中立であり、日本当局による為替介入の可能性も残る中、日経平均株価が37,000~38,500円のレンジで推移することを見込む。レンジをブレイクした場合、日経平均の上昇、もしくは下落トレンド入りが鮮明になることを見込む。

【日経平均(先物)のターゲット】

上値:38,500円

下値:37,000円

 

日経平均株価(先物)日足チャート

A graph of a stock market  Description automatically generated

資料:TradingView

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

サムネイル画像:Timon - stock.adobe.com

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