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ユーロ相場テクニカル分析見通し 2024年第2四半期:ユーロ/ドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/円

ユーロ相場テクニカル分析見通し 2024年第2四半期:ユーロ/ドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/円

ニック・コーリー, シニアストラテジスト
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

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このページの内容

ユーロ/ドル、ユーロ/英ポンドユーロ/円は、引き続き弱気な展開が待ち受けている可能性が。本記事では、2024年第2四半期に向けたテクニカル分析によるユーロ相場の予測をデイリーFXのストラテジスト ニック・コーリーが解説する。

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ユーロ/ドル

ユーロ/ドルは今年、これまで最も活発に取引されている通貨ペアである。6カ月ぶりの高値でスタートを切り、2月中旬には数週間ぶりの安値まで下落した。その後、押し上げられて明確な上昇チャネルを形成したが、再び下落に転じた。そして今年の第2四半期に入る今、ユーロ/ドルはテクニカル的に見て重要なエリア付近で取引されている。

今のところ、このペアは下落する可能性が高い。ユーロ/ドルは直近のサポートラインを下回って引け、現在3本の単純移動平均線(SMA)と、2022年9月後半から2023年7月半ばにかけての上昇のフィボナッチ・リトレースメント23.6%のちょうど上に位置している。1.0787を下抜ければ、2月半ばにつけた安値の1.0700付近まで下落する可能性がある。ここを下抜けると、次は2022年10月の安値1.0450を目指すだろう。

ユーロ/ドルが上昇する場合、ドルの動向と今後の利下げサイクルへのマーケットの期待がその押し上げ要因となる可能性が高い。この場合、1.0980付近が最初のレジスタンスとなる。もしここを明確に上抜けても、次の1.1095から1.1139の間にある以前の一群のレジスタンスを破ることは難しいかもしれない。

ユーロ/ドル(EUR/USD) 日足チャート

image5.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

ユーロ/英ポンド

ユーロ/英ポンドもまた、第1四半期の大半を明確なレンジ内で推移した通貨ペアである。0.8500付近のサポートラインは2度試された後、しっかりと保たれ、急反発を促した。一方、0.8550付近では両方向にさまざまな高値と安値がつけられた。数カ月ぶりに近づくレジスタンスラインは、現在のポンド安のために破られそうになっており、200日SMA付近の0.8606と以前の高値である0.8620付近が間もなく次のレジスタンスラインとなりそうだ。

短期的には0.8620を上回る値動きがあり得るが、商品チャネル指数(CCI)は極端な買われ過ぎの領域にあるため、一旦、調整する可能性が高い。上昇する可能性が高いものの、0.8700を上回るような大幅な上昇は難しいだろう。第2四半期のユーロ/英ポンドは上昇すると見てはいるが、それは著しい上昇ではない。

ユーロ/ポンド(EUR/GBP) 日足チャート

image6.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

ユーロ/円

ユーロ/円はECBの利下げと日銀の利上げが予測されているにも関わらず、2024年に入って以来、上昇傾向にある。実際、ユーロ/円の上昇チャネルは2020年の5月以来続いており、その時点では115円前後で取引されていたが、現在の価格は164円となっている。ファンダメンタルズの観点からは、ユーロ/円は両通貨の利回りの差が縮まるにつれて第2四半期は下落に転じるとみられる。

しかしながら、テクニカルな観点からは、このペアの上昇はまだ続く可能性がある。週足チャートでは上昇チャネルが維持され、3本全てのSMAを上回って推移している。CCIはユーロ/円が買われ過ぎの領域に入ってきていることを示しているが、昨年11月に見られたような極端なレベルにはまだ近づいていない。ユーロ/円は、ファンダメンタルズかテクニカルな動きが次の方向性を示すまで、今後数週間はレンジ内で取引される可能性が高い。

ユーロ/円(EUR/JPY) 週足チャート

image7.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

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