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ビットコイン相場見通し 2024年第2四半期:ETFと半減期によって上昇継続か

ビットコイン相場見通し 2024年第2四半期:ETFと半減期によって上昇継続か

ニック・コーリー, シニアストラテジスト
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

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このページの内容

ビットコインETFによる需要の急増、半減期による供給減少でビットコインは上昇が予想される。本記事では、2024年第2四半期に向けたファンダメンタルズ分析による予測について、デイリーFXのストラテジスト ニック・コーリーが解説する。

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2024年第2四半期のビットコイン予想: 不均衡な需給バランスでビットコインは上昇か

1月上旬に米証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物投資型ETF(上場投資信託)を相次いで承認したことで、暗号資産(仮想通貨)の中で時価総額が最大のビットコインの2024年1-3月期(第1四半期)におけるパフォーマンスは順調に推移した。3月には史上最高値を更新し、ボラティリティの回復と共に取引高が増加して流動性も高まった。

ビットコインの需要と供給

現物投資型ETFのプロバイダー11社によるビットコインの大量購入により、ビットコインの需要が急増する中、4月中旬に発生が見込まれる半減期によりビットコインの新規発行枚数は減少する。これは、高い需要を維持したまま供給量が減少することを意味する。そのため、相場の急激な変動やボラティリティの上昇は見込まれるが、ビットコインの価格はさらに上昇する可能性が高い。

ビットコインの「半減期」とは?

ビットコインの半減期とは、マイニング時に獲得できるブロック報酬が半分に減少するイベントのことで、約4年ごとに発生する。その目的は、マーケットに流通するビットコインの新規発行枚数を規則的に減らすことで、時間の経過とともにビットコインの希少性を高めることにある。また、ビットコインは発行上限が2,100万枚に設定されているため、半減期は流通量を調整する役割も担っている。歴史的に見て、ビットコインの需要が一定あるいは増加傾向にある中で、半減期により新規発行枚数が制限されると、ビットコインの価格には上昇圧力がかかってきた。そのため、時間の経過とともに希少性が高まることで価格の上昇を期待する市場関係者にとって、ビットコインの半減期は強気なイベントと見なされている。

これまで発生した半減期は、2012年(ブロック報酬は50 BTCから半減期後は25 BTC)、2016年(25 BTCから半減期後は12.5 BTC)、2020年(12.5 BTCから半減期後は6.25 BTC)である。次の半減期は2024年4月中旬頃に発生する見込みで、その後のブロック報酬は6.25 BTCから 3.125 BTCに半減することになる。

過去のビットコイン半減期の値動き

2012年11月28日

  • 半減期の価格 - 13ドル --- 2013年最高値 - 1,125ドル

2016年7月16日

  • 半減期の価格 - 664ドル --- 2017年最高値 - 19,798ドル

2020年5月11日

  • 半減期の価格 - 9,168ドル --- 2021年最高値 - 69,000ドル

現物イーサリアムETFはSECの承認待ち

現物投資型ビットコインETFが承認されたことで、投資家にとってビットコインという選択肢が増えた一方で、SECとETFの運用会社にとっても、今後、他の暗号資産を組み入れた新たなETFを設定する際のモデルケースとなった。本レポート執筆時点で、SECの承認待ちのイーサリアムETFが8本あり、このうちVanEckが申請した1本については、5月23日に承認に向けた最終判断が下される予定である。これらの申請中のイーサリアムETFについては、今年中に最終判断が下されるのかも不明である上、もし承認されたとしてもビットコインETFのように原資産の暗号資産に対する需要が急増するといった影響があるのかどうかも不透明な状況だが、今後数カ月間はこうした動きを注視すべきだろう。

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