メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
英ポンド相場テクニカル分析見通し 2024年第2四半期:英ポンド/ドル・ユーロ/英ポンド・英ポンド/円

英ポンド相場テクニカル分析見通し 2024年第2四半期:英ポンド/ドル・ユーロ/英ポンド・英ポンド/円

ニック・コーリー, シニアストラテジスト
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

共有する:

このページの内容

ポンドドルは上昇、ポンド/円は強い上昇トレンドが終わる可能性がある。本記事では、2024年第2四半期の英ポンド相場について、テクニカル分析による予測をデイリーFXのストラテジスト ニック・コーリーが解説する。

テクニカル・ファンダメンタルズ両面から分析した2024年第2四半期の英ポンド相場見通し【完全版】の無料ダウンロードはこちら↓

英ポンド相場見通し【無料】
英ポンド相場見通し【無料】
推薦者: ニック・コーリー
英ポンド相場見通し【無料】
ガイドを入手

テクニカル分析による英ポンド相場の第2四半期見通し

BOEの姿勢の変化を受けて、英ポンド相場の調整が進んでいる。3月のMPC以前のマーケットの予想では、第3四半期半ばの利下げ開始が見込まれていたため、英ポンド相場もそれに準じる形で推移した。その後、開始時期の予測が6月のMPCに前倒しされたことで英ポンドは下落した。短期的にはこの傾向が続くだろう。今後は対ドルと対ユーロでは安定していく一方で、対円については日銀の動向に左右されることになる。

英ポンド/ドル

英ポンド/ドルは、昨年11月初旬から長く続くレンジ相場に戻っている。価格は一時1.2900まで上昇したがすぐに引き戻され、BOEの姿勢の変化を受けて1.2600を割り込んだ。1.2600を挟んだ上下に重要なテクニカル指標があるが、これらは1.2628の水準にあるフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準と、現在1.2591にある200日単純移動平均線(SMA)である。いずれの指標も、英ポンド/ドルが均衡点に落ち着くまで注視する必要がある。また、価格が下落し続ける場合、1.2470にあるフィボナッチ・リトレースメント50%の水準に到達する手前の1.2500が、重要なサポートラインとなる。そして、この1.2500を下抜けた場合、1.24台を下抜ける圧力がかかってくる。一方で、価格が上昇を続ける場合、レジスタンスラインが出現するのは1.2742や1.2800-1.2825付近となる。チャートに色をつけた直近の値動きを見る限り、短期的には下方へのブレイクがあるかもしれないが、今後2-3カ月は大きな下落がなく、おおむね現在の水準を維持して推移する可能性が高い。

英ポンド/ドル 日足チャート

image6.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

ユーロ/英ポンド

ユーロ/英ポンドもまた、第1四半期の大半が明確なレンジ相場だった。サポートラインは0.8500付近で堅持され、これまで2回の反落はいずれもここで急反発して回復している。その一方で、0.8550に注目すると、この付近の上下では高値や安値が混在している。本レポート執筆時点では、一時的なポンド安の影響で、数カ月間維持されてきたレジスタンスラインをローソク足が上抜け、今後は0.8606の200日SMAや0.8620付近の直近の高値に向かいそうだ。

また、短期的には0.8620を上抜ける可能性もあるが、CCIが極端な買われ過ぎを示しているため、今後の展開としては調整局面に入る可能性がある。最も可能性が高いのは上昇するシナリオだが、0.8700を超えるような上昇は考えにくい。つまり、第2四半期のユーロ/英ポンドは上昇するものの、大幅な上昇はないだろう。

ユーロ/英ポンド 日足チャート

image7.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

英ポンド/円

テクニカル分析による英ポンド/円の見通しは、英ポンド/ドルやユーロ/英ポンドとは異なり今後数週間はボラティリティが高くなる可能性がある。英ポンド/円は2023年の年初以来、継続的な円安とポンド高という2つの要因から、強い上昇トレンドを維持してきた。ところが、BOEが今後数カ月以内に利下げを開始する可能性が高くなる一方で、日銀がたった10ベーシスポイントとはいえ利上げに踏み切ったため、強い上昇トレンドはもう長くは続かないだろう。

ただ、テクニカル分析の観点では、現在の相場が3本のSMA全てを上回る水準で安値と高値を切り上げ続けているため、今後も上昇が続くと見込まれる。そして、英ポンド/円が下落に転じるには、直近の安値の188円を割り込む必要があり、これは20日SMAと50日SMAも割り込むことを意味する。また、188円を下抜けた後は、186円台半ばと184円の水準が次の注目ポイントとなる。

英ポンド/円 日足チャート

image8.png

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

テクニカル・ファンダメンタルズ両面から分析した2024年第2四半期の英ポンド相場見通し【完全版】の無料ダウンロードはこちら↓

英ポンド相場見通し【無料】
英ポンド相場見通し【無料】
推薦者: ニック・コーリー
英ポンド相場見通し【無料】
ガイドを入手

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。