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FXの勝ち組、豪ドルの好調さ目立つ:豪ドル/円、豪ドル/米ドル、豪ドル/NZドルの見通し

FXの勝ち組、豪ドルの好調さ目立つ:豪ドル/円、豪ドル/米ドル、豪ドル/NZドルの見通し

リチャード・スノー, ストラテジスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年5月1日12時07分更新

オーストラリアドルはリスクセンチメントの改善と予想を上回る豪インフレ率から恩恵を受け、FX市場において最近、目立つ存在となっている。豪ドル通貨ペアの見通しを探る。

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豪中銀の利下げ観測は後退し、利上げの可能性を織り込む

オーストラリア統計局が24日発表した第1四半期の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことを受け、市場では利下げ観測が後退し、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は今年後半に利上げを実施するとの見方が強まっている。

さらに、イスラエルとイランの紛争が拡大するリスクが後退したことで、世界的なリスクセンチメントも改善している。豪ドル相場は環境の好転を利用する好位置にあると言える。

市場は利上げ予想にシフト

資料:Refinitiv、チャート作成:リチャード・スノー

強含む豪ドル/米ドル、まだ上値余地も

豪ドル/米ドルは0.6365で急反発し、0.6460まで一気に上昇した。先週末、200日単純移動平均線(SMA)が今週初めのレジスタンスとして出現した。豪ドル/米ドルの強気派は、29日にこの壁を突き破り、0.6580を付けた後、値を戻した。RSI(相対力指数)はまだ買われ過ぎの領域から少し離れており、調整局面となる前にまだ上値余地が残されている可能性がある。200日SMAが目先のサポートとして再浮上しており、これを上回れば強気が継続する可能性が高まる。1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)会合、米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)と米非農業部門雇用者数(NFP)の発表が予定されている。ドル相場を動かす可能性があるデータが多いため、豪ドル/米ドルが振れる展開もあり得る。強気継続となれば、0.6580と0.6680が焦点となる。

豪ドル/米ドル 日足チャート

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資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

豪ドル/NZドルの上昇フラッグが強気継続を後押し

豪ドル/ニュージーランドドルはここ数週間、強気継続の可能性が注目されていた。上昇フラッグのチャートパターンにより、先週初めに上昇に転じた価格の戻りが確認され、現在は勢いが減速するリスクがあるように見える。

豪ドル/ニュージーランドドルは、RSIが買われ過ぎの領域を突き抜け、すでに下降に転じているように見え、30日は軟調に推移した。

1.0885が最も近いサポート水準に見えるが、今のところ100ピップスほど離れている。強気派が諦めない場合は、1.1052が次のレジスタンスレベルとなる。

豪ドル/NZドル 日足チャート

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資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

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豪ドル/円、円買い介入疑惑で大幅反落

週明けの円相場は、政府・日銀が円買い介入したのではとの見方が広がる中、大きく上昇した。週足チャートを見ると、豪ドル/円は最初急騰したが、それが政府・日銀の注意を引いたのか、その後は大幅下落した。

105.40が2013年4月以降レジスタンスとなっており、29日には2014年11月のスパイクハイである102.80付近に落ち着いついたようだ。

豪ドル/円 週足チャート

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資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

日足チャートを見ると、政府・日銀から円安けん制発言が多くあったにもかかわらず、豪ドル/円相場が勢いよく上昇した最近の動きが目立つ。もし29日の円相場の急騰が為替介入の結果であったなら、政府・日銀は、市場がすでにキャリートレードに有利な取引をしているように見える中、価格が29日の安値からかなり上昇しているのを見て、苦境に立たされるかもしれない。サポートは100.80にあるスイングハイ、その後は29日の安値101.40が控えている。

豪ドル/円 日足チャート

資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

--- DailyFX.com リチャード・スノー著

スノー氏に連絡するには、X(旧Twitter)で @RichardSnowFX までお願いいたします。

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