メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
英ポンド/円のセンチメント分析:上昇継続を示唆。英ポンド/ドル、ユーロ/英ポンド見通し

英ポンド/円のセンチメント分析:上昇継続を示唆。英ポンド/ドル、ユーロ/英ポンド見通し

ディエゴ・コルマン, ストラテジスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

共有する:

このページの内容

※2024年5月10日14時44分更新

このレポートでは、3つの通貨ペア(ドル、ユーロ、円)で英ポンドに対する市場センチメントを検証する。さらに、市場のポジション状況と逆張りシグナルに基づき、短期的な今後の値動きを探る。

英ポンド/ドルの次の大きな動きを先取りしたいですか? テクニカル・ファンダメンタルズ両面から分析した2024年第2四半期の英ポンド相場見通しを入手し、トレードにお役立てください。無料ダウンロードはこちらから↓

英ポンド相場見通し【無料】
英ポンド相場見通し【無料】
推薦者: ディエゴ・コルマン
英ポンド相場見通し【無料】
ガイドを入手

トレードは、上昇局面での買いや、パニックが広がる中での売りといったトレンドに沿った手法が最も簡単なように見える。しかし経験豊富なトレーダーは、逆張りのアプローチに潜在的なチャンスが隠されていることを理解している。大衆行動に逆らうことが、時として最大の利益につながることを知っているのだ。

顧客のポジション状況を常時示すIGクライアントセンチメント(IGCS)のようなツールは、市場全体のムードについて独自の視点を提供し、センチメントが過度に強気または弱気に傾いた場合にトレンドの転換が差し迫っていることを予兆することがある。これらのシグナルは、その時の常識的なトレンドに沿った見通しに対する貴重な反面教師になり得る。

もちろん、逆張りシグナルは確実なものではない。逆張りシグナルは、包括的なトレード戦略に思慮深く採り入れられたときに真価を発揮する。逆張り観測をテクニカル分析やファンダメンタルズ分析と注意深く組み合わせることで、トレーダーは市場を動かしている力(大多数には見過ごされているかもしれない力)について、より包括的な理解を深めることができる。

IGクライアントセンチメントと3つの主要な英ポンドペア(英ポンド/ドル、ユーロ/英ポンド英ポンド/円)に対する潜在的な影響を検証することで、この逆張り手法を掘り下げてみたい。

英ポンド/ドル予想 - 市場センチメント

IG独自のデータによると、顧客トレーダーは英ポンド/ドルの上昇を予想している。同通貨ペアを取引する顧客の62.47%が現在ロングポジション(英ポンドを買い持ち)を保有しており、ロングとショートの比率は1.66対1となっている。注目すべきは、昨日(ネットロングが25.35%急増)と先週(同18.04%上昇)の動きから見て、この強気なセンチメントが顕著に強まっている点だ。

IGクライアントセンチメント(IGCS)は逆張り指標として機能する傾向がある。英ポンド/ドルを取り巻く楽観的な見方が強まっているということは、最近の反落の流れに逆戻りする可能性を示唆している。ネットロングポジションが一貫して上昇していることは、この逆張りの弱気バイアスをさらに強固なものにしている。

重要な注意事項:逆張りのシグナルは市場に対する独特の視点を提供するが、その有効性はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析と組み合わせることで最大化されることに留意することが重要である。包括的なアプローチを取ることは、十分な情報に基づいた取引判断を行うために不可欠である。

トレーダーのポジション状況がユーロ/英ポンドの方向性を示す手がかりになることをご存じですか? 当社のセンチメントガイドは、トレンド指標として市場心理に関する貴重な洞察を提供しています。無料ダウンロードはこちらから↓

ユーロ/英ポンド 弱気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 7% 7% 7%
週次 31% -31% -2%
プライスアクションとの関連性
ガイドを入手

ユーロ/英ポンド予想 - 市場センチメント

IGCSによると、ユーロ/英ポンドを取引する顧客トレーダーの51.54%が同ペアに弱気であり、4月24日以来初めて売り越しに転じた。ショートとロングの比率は現在1.06対1となっている。特筆すべきは、ネットショートの数が大幅に増えている点で、昨日と比較して27.14%、先週と比較して81.63%も増加している。一方、ロングポジションは昨日比、先週比ともに減少している。

当社は取引戦略として、しばしば逆張りのスタンスを取る。つまり、ユーロ/英ポンドに対する悲観論の高まりが、同ペアが短期的に上昇する可能性を示唆していることを意味する。弱気への見方がかなり強まっていることは、この強気の逆張り見通しを補強していると言える。

重要な注意事項:逆張りシグナルは貴重な代替的見解を提供する。しかし、十分な情報に基づいた取引判断を行うには、ユーロ/英ポンドの幅広いテクニカル分析およびファンダメンタルズ分析とともに用いることが極めて重要である。

取引での損失に落胆しているのであれば、戦略を改善するための積極的な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。当社の無料ガイド「成功するトレーダーの特長」をダウンロードして、一般的な取引ミスを回避するための貴重な洞察を得てください。

成功するトレーダーの特長
成功するトレーダーの特長
推薦者: ディエゴ・コルマン
成功するトレーダーの特長
ガイドを入手

英ポンド/円の見通し - 市場センチメント

IGCSによると、英ポンド/円を取引する顧客トレーダーの63.19%が現在ネットショート(英ポンドを売り持ち)にしており、ショートとロングの比率は1.72対1となっている。ネットショートのトレーダー数は昨日より3.19%増加しているが、先週より16.74%減少している。逆に、ネットロングのトレーダー数は、昨日比で11.33%増加し、先週比では82.26%と急上昇している。

IGCSは逆張り指標として機能する傾向があり、全体的にネットショートに傾いているということは、同ペアが上昇を続ける可能性を示唆している。しかし、最近の売り圧力の低下は先行きを不透明にし、この予測に対する信頼性を低下させている。売り手が依然として市場をコントロールし続けているが、幅広い上昇トレンドがすぐに反転すると言うシナリオも浮上していると解釈できる。

重要な注意事項:様々なシグナルが混在していることから、逆張り指標だけに頼ることは避ける必要がある。英ポンド/円の包括的で十分な情報に基づいた取引戦略を立てるには、徹底したテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を同時に取り入れることが不可欠である。

--- DailyFX.com マーケットストラテジスト ディエゴ・コルマン著

最新記事や学習コンテンツ、経済指標など、トレードに役立つ情報をX(@DailyFXJapan)やYouTubeは(デイリーFX公式チャンネル)でも配信中。今すぐチェック!

広告

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。