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金・銀価格見通し:上昇のきっかけは「通常運転」 ドル主導相場に戻る

金・銀価格見通し:上昇のきっかけは「通常運転」 ドル主導相場に戻る

リチャード・スノー, ストラテジスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年4月26日11時26分更新

金価格銀価格はそれぞれの高値から後退し、次の上昇のきっかけを探している。リスクセンチメントが改善する中、貴金属はドル軟化に支えられるかもしれない。

金・銀価格の分析

  • 中東での紛争リスクが沈静化した今、金価格の強気派はドルの軟化が価格を下支えすると見る
  • 金価格は2,320ドルのサポートからの上昇を試みる
  • 銀価格は現在レジスタンスとして機能しているフィボナッチレベルを試している
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金の強気派はドルを材料視 中東情勢の緊張緩和後は「通常運転」

中東における広範な紛争のリスクが大幅に沈静化した今、金価格の予想変動率(インプライド・ゴールド・ボラティリティ)は顕著に低下している。当然の結果として、金価格は後退したが、依然として高水準にある。ここ数週間、金価格はドルとともに上昇しており、通常のドルとの逆相関関係、いわゆる「通常運転」からは切り離されているが、強気派はここへきて、金価格の上昇継続を期待して、若干のドル安を期待しているように見える。

金価格の30日予想変動率

資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

金価格は2,320ドルのサポートからの浮上を試みる

金価格はしばらくの間、買われ過ぎの領域で推移した後、上昇の勢いを失い、2,320ドルに向かって下落した。2,320ドル近辺ではもみ合いが続いている。地政学的リスクの後退で安全資産としての魅力が低下していることもあり、金価格は今後の方向性の決め手となる次の強気、あるいは弱気のきっかけを探しているように見える。

米国の経済指標には景気減速の初期兆候が見られ、今後発表される主要なデータも同様のシグナルを発するようなら、米国債利回りとドルに影響を与える可能性があるが、今のところドルは引き続き強含んでおり、利下げ観測はますます後退している。

史上最高値を更新した後、次の上昇局面に移るまで2,146.80ドル(以前の史上最高値)付近で値固めした3月と同じような値動きとなれば、2,320ドルが金価格の反発ポイントになるかもしれない。

しかし、ここから弱気派が主導権を握った場合は2,222ドルが目先のサポートとなりそうだ。その下には50日単純移動平均線(SMA)が位置する2,200ドルが控えている。25日に発表された米国内総生産(GDP)が予想を下回り、23日発表の米購買担当者景気指数(PMI)速報値も期待外れだったことで、米経済指標が弱含みとなる可能性が出てきた。今後の米データの動向から目が離せない。

金価格 日足チャート

資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

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銀価格はフィボナッチレベルを試す

銀価格も金価格と同様に、リスクセンチメントが回復するにつれ急落した。リスク許容度が高まり、株価指数や、オーストラリアドル、英ポンドといった高ベータ通貨(リスク選好度合いへの感応度が高い通貨)が反発した。リスク資産といえば、メタ・プラットフォームズ(META)が成長鈍化の見通しを示したことでS&P500種株価指数が下げたが、その下げ幅から見て、金や銀のような安全資産に慌てて資金をシフトする動きにはつながらなさそうだ。

銀価格は2021年から2022年にかけての下落のフィボナッチ・リトレースメント78.6%の水準27.40ドル付近で推移しており、この水準がレジスタンスとなっているようだ。ここから下降に転じると、フィボナッチ61.8%の水準25.30ドル(50日SMAと一致)を維持できるかが焦点となる。

銀価格 日足チャート

image3.png

資料:TradingView、チャート作成:リチャード・スノー

--- DailyFX.com リチャード・スノー著

スノー氏に連絡するには、X(旧Twitter)で @RichardSnowFX までお願いいたします。

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