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金価格の週間見通し: 金/ドルは慎重な姿勢に転じる時が来た?

金価格の週間見通し: 金/ドルは慎重な姿勢に転じる時が来た?

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※2023年4月17日13時19分更新

金、金/ドル - テクニカル分析見通し

  • 金相場の短期的な上昇モメンタムは依然として強い
  • 金は、2,069-2,072の主要なレジスタンスを試そうとしているように見える
  • 気を付けるべき相場材料と水準とは?
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推薦者: Manish Jaradi
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金相場のテクニカル分析見通し:中立

金先物相場が13カ月ぶりの高値まで上昇し、米利上げサイクルは終わりに近づいているという期待を背景に短期的に上昇トレンドが継続していることが再確認された。金相場は現在、ここ数カ月で直面した最も強いレジスタンスの一つに接近している。

ここ数週間の米マクロ経済指標は、3月末から急低下しているエコノミックサプライズ指数に反映されているように、予想外に弱い内容となっている。先週発表された3月の米生産者物価指数(PPI)は予想を下回り、広範な物価上昇圧力が沈静化しているとの見方が強まった(インフレチャート参照)。これは、12日発表の3月米消費者物価指数(CPI)が低調だったのに加え、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的なトーンだったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを一時停止する時期が近づいているとの期待が高まった。CMEグループのフェドウォッチによると、FRBが5月のFOMC会合で政策金利を据え置く確率は約34%と市場は織り込んでいる。

米コアインフレ率

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:Bloomberg

ここ数週間、銀行セクターの混乱と米国の政策金利が転換するとの見方が強まっていることを背景に、金相場は安全な資産の逃避先としての需要が高まり上昇している。利上げ観測の後退に加え、インフレ率が依然として高水準にある(少なくともFRBの物価水準目標である2%を上回っている)ことは、実質利回りの低下と金価格の上昇を意味する(金は実質金利と逆相関関係にあるため)。結果として、金に対する投機的なポジションが増加している。

金/ドル (XAU/USD) 月足チャート

資料:TradingView

テクニカルチャートでは、金価格は2020年と2022年の高値圏2,069-2,072に接近している。前回の記事で述べたように、長い時間枠のチャートでは、金価格の上昇は勢いに欠ける(月足チャート参照)。4月4日付記事「金価格見通し:米ISM製造業景気指数を受け反発、鍵となる2,000ドルを超えられるか?」をご参照ください。

金/ドル (XAU/USD) 240分足チャート

資料:TradingView

それでも日足チャートでは上昇トレンドが続いており、2,069-2,072のレジスタンスを試す可能性が高まっている(トレンド/モメンタム指標に基づく色分けされたローソク足チャート参照)。一方、下降局面には、240分足チャートの89期間移動平均線と4月10日の安値を含む1,970-1,996が重要な収束サポートとなる。1,970-1,996エリアを下方ブレイクすると、短期的な上昇圧力が薄れるだろう。

金/ドル (XAU/USD) 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

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