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センチメント分析をFXなどのトレンドフォローで使う方法を解説!

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このページの内容

IGCS(センチメント分析)を使用するFXなどのトレンドフォロー戦略

IGクライアントセンチメント(IGCS)は、各マーケットにおけるIG証券の個人投資家の本番口座を使ったトレードの情報をもとに顧客ポジションを示すツールです。マーケットには主要通貨ペア、コモディティ、仮想通貨および指数が含まれます。

本稿では、IGCSをトレンドフォロー戦略の特定と実施に使用する方法について説明します。

FXなどのテクニカル指標としてのIGCS(センチメント分析)

IGクライアントセンチメント(IGCS)は、本番口座での個人投資家のトレードにもとづき、トレーダーがマーケットに対し強気(価格の上昇を予想)または弱気(価格の下落を予想)のどちらの見方をしているかを表します。これは、先行指標の特徴であるトレンドの変化の可能性を判断する予測ツールとして使用されます。このデータが有用なのは、ポジションがいつマーケットの価格と相対して極端な水準に傾くかを示すからです。これは多数派にしたがう傾向のある個人投資家によって無視されがちな要素であり、十分な情報にもとづき投資判断をおこなうトレーダーの能力に、トレード心理がどのように影響するかを示しています。

IGクライアントセンチメントをトレードに活用する方法
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以下の表は、さまざまな通貨ペアのIGCSの値を示していますが、赤の値はネットショートポジションの値で、青はネットロングポジションの値です。トレンドを特定するためにセンチメント分析を使用する際、IGCSに習熟したトレーダーは、60%以上のトレーダーがどちらかの方向にポジションを持っている、強い方向性バイアスのある市場を選びます。下記の通り、これは通常、反対方向のトレードシグナルとなり、IGCSの逆張りの性質を示します。

EUR/CHFを例として見てみましょう。75%の個人投資家がロングポジションを持つという(青で示す)非常に強気のバイアスが示されていますが、生成されているシグナルは弱気です。

クライアントポジションを示すチャートでは、これらの生の数字がどのようなIGCSとプライスアクションの間の乖離を示すかを、見ることもできます。この情報はサマリーには記載がありませんが、センチメントレポートページからアクセスできます。フルレポートを開いて下へスクロールすると、各市場についての詳細なIGCS分析を表示することができ、クライアントポジションチャートもそこに含まれます。

ネットショート(赤の領域)のトレーダーの割合と、ネットロング(青の領域)のトレーダーの割合(実数は下のチャートに表示)と、このマーケットのプライスアクションを示すローソクをグラフィカルに捉えることができます。トレーダーの多くがプライスアクションを反対方向に向かわせる方向を選好している例(紫の四角で示す)が数多く見られます。しかしギャップが小さくなると、この動きはプライスアクションをレンジ内へ押し戻します。その後ギャップが再度広がると弱気のトレンド継続となり、さらにIGCSとプライスアクションの乖離が広がります。

IGCS(センチメント分析)を使用してFXなどの短期のトレンドを見極める

センチメントにもとづきトレードする際に検討すべきもうひとつの重要な要素は、IGCSデルタと呼ばれるネットポジションの日次および週次の変動です。これはトレーダーが潜在的な短期のシグナルを見つけるために使用できる2つめの方法です。

成功するトレーダーの特長
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下のEUR/CHFのポジションの変化を見ると、ネットロングポジションの日次変動は-9%で週次変動は-8%となっています。一方ネットショートポジションの日次変動は-20%で週次変動は-39%となっています。これは顧客ポジションが前の週に比べてさらにネットショートを指向していることを意味します。この状態となった場合、個人投資家はショートポジションの上昇を、相場が底を打つシグナルと捉え、さらにそのロングの保有高を増やし、これが反対方向へのプライスアクションを導きます。このため、この通貨ペアに弱気バイアスが生成され、ここでもIGCSが逆張り指標と先行指標の両方として機能している様子が示されています。

センチメントも他の指標も単独でトレードに使用することはおすすめできませんが、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの他の分析形式とIGCSを組み合わせることは非常にメリットがあり、隠れたトレンドや潜在的転換点を発生前に特定する可能性を高めます。

テクニカル分析とIGCS(センチメント分析)を組み合わせる

テクニカル指標を使用することにより、トレーダーはテクニカル分析を使用して、基礎となるマーケットのトレンドがIGCSが生成したトレードシグナルと一致するかを判断することができます。EUR/CHF4時間足チャートを見ることにより、一連の高値切り下げと安値切り下げにより特徴づけられるように市場は下降トレンドにあり、このことは、レジスタンスラインとして機能しているトレンドラインの使用により確認することができます。さらに価格は50日と200日の移動平均線(MA)の下側でトレードされており、移動平均収束拡散手法(MACD)はゼロラインの下にあり、これらすべては弱気のトレンドが持続することを示しています。

本稿はIGCSとテクニカル分析を使用してトレンドを見極めることに焦点をあてていますが、他の要素もプライスアクションの変化に貢献する場合があり、それらはIGCSと反対の方向とは必ずしも限りません。このため、常にリスク管理を実行することがきわめて重要です。なぜなら戦略や戦略内の指標に関わらず、先行きには常に少なくとも不確定要素が含まれるからです。

自信を持って取引できるようになるために
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