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テクニカル分析入門 / テクニカル分析ツール 8 / 10
テクニカル指標の種類|先行指標と遅行指標はFXでどちらがおすすめ?

テクニカル指標の種類|先行指標と遅行指標はFXでどちらがおすすめ?

Richard Snow, アナリスト
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遅行指標は過去の価格データを使用してエントリーとエクジットのシグナルを提供しますが、先行指標もまた過去の価格データを使用して将来の値動きを示唆します。先行指標と遅行指標の間でジレンマにおちいったら、トレーダーはどちらを選ぶべきでしょうか? その答えは最終的には個人の好みとなります。それぞれの利点と欠点を理解した上で選んでください。

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テクニカル指標の種類としての先行指標と遅行指標の違いは何か?

遅行指標

遅行指標は過去のプライスアクションデータの平均を使用し、マーケットを分析するためにトレーダーが使用するツールです。遅行指標は名前の通りマーケットの動きに遅れます。このため、トレーダーは必然的に指標がシグナルを出す前にマーケットの動きを目にすることになります。つまり、マーケットの動きの最初の部分のピップスを失うことになります。多くの人が、これはマーケットの動きがモメンタムを得ることを確認するための必要なコストだと考えます。一方、トレーダーが動きの最初の部分でトレードを差し控えるのは機会損失だと考える人もいます。

一般的な遅行指標には以下のものがあります。

先行指標

先行指標とは、過去の価格データをマーケットにおける将来の値動きを予測するために使用するテクニカル指標です。先行指標はトレーダーが将来の値動きを予想することを可能にし、それゆえトレーダーは動きの最初からトレードをエントリーすることができます。先行指標の短所は、トレーダーは動きが実際に始まる前に予想するため、マーケットは逆の方向に動く可能性があるという点です。結果としてダマシのブレイクアウトだったり、トレンド反転のサインと思われたものが、次の段階へ進む前の小さな戻しであったりすることは、決して珍しいことではありません。

一般的な先行指標には以下のものがあります。

先行指標対遅行指標: 利点と欠点

以下の表ではそれぞれの指標の利点と欠点をあげました。先行指標か遅行指標か、この難しい問題を解くカギとしてください。

先行指標遅行指標
利点可能性のある動きに対し有利なエントリーポイントを提供 。最近のプライスアクションを確認するため、トレードをエントリーする上でより自信を持てる。
先行指標は節目となる価格水準を特定するため、トレーダーが可能性の高いトレードのエントリーポイントを探す助けになる。ブレイクアウト失敗やダマシのリスクが減る。
欠点予想されるプライスアクションは保証されない。トレーダーはそれぞれの状況において、これらの指標についての自身の知識を適用する必要がある。トレーダーは遅行指標による確認を待つ間に潜在的な利益を犠牲にする。
先行指標はエリオット波動理論などの、初心者のトレーダーがひるみがちな上級テクニカル分析においてより本質を突くことが多い。遅行指標は節目となる水準についてのコンセプトがないため、トレーダーはこれを意識する必要がある。

FXでは先行指標と遅行指標のどちらのテクニカル指標がおすすめ?

完璧な指標は存在しません。指標はその性質上、トレーダーが可能性としての成果を見つけるために役立つものであり、確実性はありません。自分の確率を少しでも高めるために徹底的な分析をするか否かはあなた次第です。

詳しく見てみましょう。以下に示すのはEUR/USDでの先行指標と遅行指標の例です。先行指標はより優れたシグナルを提供するものとして示されていますが、これは純粋にデモンストレーションであることを忘れないでください。遅行指標も同様に重要です。

マーケットは積極的に売られた後、大きく戻して61.8%の水準となりました。単純移動平均線(21、55、200)を使用すると、速い青の線(21)は、遅い黒の線(55)とクロスして下に抜けていないため、この遅行指標はまだショートシグナルを提示していません。

しかしその後、追加の分析から価格はブレイクせず、200日移動平均線を上抜けず維持できなかったことがわかりました。200SMAは長期トレンドの優れた指標とされており、この例ではレジスタンスラインとして機能しています。これは61.8%から反転して下降する動きを目にしたトレーダーのショートのトレードを支持します。

速いシグナルを探すトレーダーは先行指標を重視しがちですが、遅行指標の設定期間を短くし反応性を高めることもできます。しかしこれをおこなう場合は常に、マーケットが反対の方向に動いたときに備え、狭いストップロスを設定するべきです。

より確信を持って動きたいトレーダーは遅行指標を好みます。これらのトレーダーは多くの場合、長めの時間軸でトレードし、相対的に遅れたエントリー水準でエントリーした後、継続するモメンタムを活かすことを狙いつつ、堅実なリスクマネジメントをおこないます。

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テクニカル指標でよくある質問(FAQ)

先行指標が、提案された動きについてより速くシグナルを提供するのであれば、当然遅行指標よりも優れているということですね?

これはおちいりがちなトラップです。大きな動きが生まれたらすぐにそれを利用したいと思うのがトレーダーの習性です。先行指標は将来ありうる値動きを認識しますが、それは確かなこととして捉えるべきではないことをトレーダーは理解する必要があります。トレードを確認または取り消すにはトレンド、センチメント、モメンタムの分析が役立ちます。

どの移動平均線の組み合わせがベスト結果を出しますか?

これも個人の好みです。最も人気のある移動平均線には20、50、100、200がありますが、フィボナッチ数を使って21、55、100、200に変えることもできます。21日間の移動平均線は、より迅速でより頻繁にシグナルを出す線として55日間のMAと組み合わせて使用され、100日間と200日間の線はマーケットのトレンドを評価するために使用されます。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。

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