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2024年のアメリカ株への弱気変わらず S&P500下落予想のJPモルガン

2024年のアメリカ株への弱気変わらず S&P500下落予想のJPモルガン

小雲規生, IG証券ファイナンシャルライター

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JPモルガンのストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は20日付のノートで、2024年のアメリカ株の先行きに弱気な見方を示した。米メディアが報じた。米連邦制度理事会(FRB)が7月まで続けてきた利上げが経済活動を冷やすことなどを理由に挙げているという。コラノビッチ氏はウォール街随一の弱気派として知られ、JPモルガンは11月末にS&P500種株価指数が2024年末に4200まで下落するとの見通しを示していた。米国の金融市場では12月以降の株価上昇を受けて、2024年の見通しを引き上げる動きも出ているが、コラノビッチ氏は弱気のスタンスを変えていない。

コラノビッチ氏、株価の先行きに「慎重なまま」

経済メディア、ビジネス・インサイダーによると、コラノビッチ氏は「われわれはリスク性資産や広範なマクロ経済の先行きについて慎重なままだ」と言及。FRBの利上げが経済活動や消費を冷やす効果があることなどに警戒感を示した。また、金融市場で見込まれているFRBの利下げが期待ほどにはならないとの見方を示しているという。LSEGのデータによると、金融市場では2024年末の政策金利は3.8%程度と見込まれており、現在の5.25-5.50%の水準から0.25%幅の利下げが約6回行われることが想定されている。

コラノビッチ氏は投資情報会社が選ぶリサーチャーランキングで殿堂入りを果たす著名ストラテジスト。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起きた2020年には株価が急落していた春の段階で、S&P500が当時の史上最高値を更新する可能性を指摘。その後、S&P500は急回復し、8月には予想が的中する形となった。

JPモルガンはS&P500が4200まで下落すると予想

コラノビッチ氏は現在は株価に弱気な見通しを示すことで知られている。今年初めの段階ではテレビ番組への出演などで米国の景気後退への懸念を示し、株価上昇に否定的な見方を示していたが、予想は外れた。また、JPモルガンのストラテジストチームはS&P500が4550の水準にあった11月29日に出した2024年の株価見通しで、S&P500が2024年末に4200まで下落するとの弱気な立場を示したと報じられた。S&P500は12月19日の終値では4768.37まで上昇し、史上最高値まであと0.59%に迫っている。

金融市場ではゴールドマン・サックスが12月に入り、11月に発表した2024年の株価見通しを上方修正。S&P500の目標水準を4700から5100に引き上げている。FRBによる利下げ観測の強まりが株式相場の楽観ムードを強めている形だが、コラノビッチ氏のような弱気派は株価上昇を確信していないようだ。

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推薦者: 小雲規生

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