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金価格が破竹の勢い:中国の金買いでまだ続く? NY金、銅価格見通し

金価格が破竹の勢い:中国の金買いでまだ続く? NY金、銅価格見通し

ジェレミー・ネイラー, IGアナリスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年4月11日13時45分更新

ニューヨーク金価格は史上最高値を更新し続けているが、何が価格を押し上げているのだろうか? 英SPエンジェルの鉱業アナリスト、ジョン・メイヤー氏はIGTVのインタビューで中国の金買いについて言及し、今後の金価格、また銅価格についても語った。

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中央銀行の金買いが相場を押し上げ

金相場を押し上げている主な理由としてメイヤー氏は、中央銀行が金を購入していることが大きな要因と指摘する。ドルや円などの主要通貨に対する先行き不透明感から、安全な資金の逃避先である金に資金が向かっている。

中央銀行の中でも、特に金買いが目立つのが中国だ。中国は世界で支配的な地位にあるドルに対抗し、人民元建ての投資や貿易決算について人民元の国際銀行間決済システム(CIPS)を使うよう促している。ドルへの依存を避けたいとの考えが特に強いようだ。次に大きな金の買い手はロシアだが、中国の金購入量の方がロシアよりもはるかに大きい。その他の国の中央銀行も金を購入しており、金に対する需要拡大につながっている。

またドルに対し人民元が低迷していることも、中国当局がドル買いを避ける要因になっているという。格付け会社フィッチは9日、中国の財政見通しに対するリスクが高まっていることを理由に同国の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた。中国の不動産セクターは依然として問題を抱えており、中国国民は消費に対して慎重な姿勢を崩していない。このような環境下、人民元安の流れはまだ続きそうだ。

需要が力強く、銅価格も上昇

メイヤー氏は、金価格だけでなく、銅価格の上昇についても指摘した。中国では電気自動車の生産が拡大しており、銅に対する需要が増えている。一方で、銅はしばらく新しい採掘場所がなく、パナマにあった採掘場がパナマ政府により閉鎖されたことも供給が低下している一因だ。仮にパナマ採掘が復活したとしても、全体としての需要に供給が追い付かない状況は続きそうで、銅価格を押し上げる要因となるという。

インフレは世界で依然として比較的高水準が維持されており、高インフレは通常、ドル高につながり、金、銅といった貴金属価格には下落圧力となる。しかし、このような環境下でも米国経済は引き続き力強く、米国では老朽化したインフラ設備の改修工事が多く計画されている。そのため、銅やアルミニウムといった金属への需要は今後も拡大する可能性がある。

銅価格 テクニカルチャート

資料:IGTV

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