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注目のトレード機会 2023年第3四半期:ビットコインは規制強化の懸念を払拭し、さらに上昇へ

注目のトレード機会 2023年第3四半期:ビットコインは規制強化の懸念を払拭し、さらに上昇へ

ニック・コーリー, シニアストラテジスト

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ビットコイン価格、チャート、分析

ビットコインは第3四半期に入り、6月最後の週に急反発した後、年初来高値を更新しようとしている。3月中旬に始まった数週間にわたる売り圧力は明らかに突破され、付近にレジスタンスラインがほとんどないことから、ビットコインは上昇を続ける可能性がある。

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推薦者: ニック・コーリー
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第2四半期には、SEC(米国証券取引委員会)がバイナンスとコインベースに対して提訴したことで、規制強化への懸念が高まった。この規制強化の背景には、2022年末にFTXが破綻し、数十億ドルの顧客資金をFTXの姉妹会社アラメダ・リサーチが不正流用していた事件が挙げられる。SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏は、ほとんどの暗号通貨は証券であり、そのため暗号通貨と取引所はSECの管轄下であると示した。SECによる規制強化は第2四半期において、相場を下落させた原因となった。しかし、6月中旬に世界最大の資産運用会社であるブラックロックがスポット(現物)のビットコインETFを申請したと発表したことで、マーケットのセンチメントは変化した。ブラックロックによるスポット(現物)のビットコインETFが認可されれば、資産運用会社が巨大な新規顧客基盤を獲得できる可能性があるため、暗号通貨分野に与える影響力も変化するだろう。

ビットコインの週足チャートは、6月下旬のローソク足が2ヶ月前に見られたすべての損失を消し去ったことを強調しており、価格がさらに上昇する可能性を強めている。ビットコインは200日移動平均線を上抜しており、20日移動平均線も200日移動平均線のすぐ近くまで迫っている。これらは、長期的なテクニカル分析のシグナルと捉えられる。

ビットコイン(BTC/USD、ビットコイン/米ドル) 週足チャート

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

BTC/USD(ビットコイン/米ドル)の日足チャートでは、31,000ドルと32,400ドルの2本の水平なレジスタンスラインが示されているが、これより上の水準ではテクニカル分析による意味のある水準がほとんどない。また、今週は非常に初期段階の上昇フラッグが形成されており、これが明確に確認されれば、前述した水平なレジスタンスラインが取り除かれることになる。さらに、BTC/USDは3つの移動平均線を上回っている。

ビットコイン(BTC/USD、ビットコイン/米ドル) 日足チャート

出所:TradingView、チャート作成:ニック・コーリー

ビットコインは取引が難しい資産と言われているが、マーケットのセンチメントの変化とポジティブなテクニカル分析による背景により、第3四半期には注目すべき資産の1つと言えるだろう。

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