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豪ドル円(AUDJPY)10月見通し:豪ドルの炎は消えていない?

豪ドル円(AUDJPY)10月見通し:豪ドルの炎は消えていない?

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

9月はFOMCを受けて米国長期金利が上昇、米ドル高が進展した。豪ドルは米ドルに対して下落したものの、円やユーロに対して上昇した。このような中、豪ドル円の個人トレーダセンチメントとは?また、豪ドル円の10月の見通しとは

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サマリー

  • 9月の豪ドル相場
  • 豪ドル円の個人トレーダーセンチメント
  • 豪ドル円の10月見通し

9月の豪ドル相場振り返り

オーストラリアに加え、日米欧を含めた多くの中央銀行が金融政策決定会合を開催した。特に、FRB(米連邦準備制度理事会)を巡る金融政策不透明感が高まった。FOMC(米連邦公開市場委員会)では、FRBが高い政策金利を長期間維持する方針であることが明らかになった。

 

10月3日にオーストラリア中銀(RBA)は金融政策決定会合を開催し、政策金利を4カ月連続で据え置き、追加利上げ観測が後退した。

 

FRBによる追加利上げとの見方が強まり、早期の利下げ観測が後退した結果、9月は米ドルが豪ドルを含む多くの通貨に対して上昇した。豪ドルは、利上げ終了との見方が既に強まっていたこと、経済的に結びつきの強い中国景気が最悪期を脱しつつあるとの観測が一部で高まったことなどを背景に、円やユーロなどに対して上昇した。

A graph of a number of blue bars  Description automatically generated with medium confidence

資料:Trading Economics。対米ドルパフォーマンス。DXYは米ドルインデックス。

 

豪ドル円の個人トレーダーセンチメント

IG顧客センチメント(IGCS)によると、豪ドル円を取引する個人トレーダーの約40%がネットロング(豪ドルを買い持ち・円を売り持ち、豪ドルに強気)にしている。半分以上の持ち高がネットショート(豪ドルに弱気・円に強気)に傾いているため、IGCSは、逆張り指標として機能する傾向があることから、豪ドル円は上昇(豪ドル高円安)する可能性を示唆している。

 

しかしながら、昨日と比べて豪ドルに弱気なネットショートのトレーダーが増えている一方、先週と比べてネットショートのトレーダーが減少しており、まちまちである。このことを考えると、個人トレーダーセンチメントは豪ドル円に対して中立である。

IGCS:AUD/JPY

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AUD/JPY クライアントのポジション動向

資料:IG顧客センチメント(IGCS)

 

豪ドル円の見通し

豪ドル/円 混合
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 12% -2% 0%
週次 -29% 40% 21%
プライスアクションとの関連性
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豪ドル円の週足チャートで、6月19日の週の高値を起点とした右肩下がりのレジスタンスラインを上方ブレイクし、豪ドル円は上昇トレンド(豪ドル高円安)に転換している。しかしながら、7月3日の週の高値96.83レベルがレジスタンスとして機能しており、豪ドル円の上値が重くなっている。

 

加えて、10月3日に開催されたオーストラリア準備銀行(RBA)による金融政策決定会合では、最近の原油高にも関わらず、インフレに対する警戒感に変化は見られなかった。そのため、RBAの利上げ観測が一段と高まることは当面見込みがたく、豪ドル円の下落が視野に入る。

 

3月20日の週から6月12日の週にかけての豪ドル円の値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント38.2%水準93.17レベルを下方ブレイクすると、豪ドル円が下落トレンドへ回帰した可能性が高まる。

 

豪ドル円が上昇した局面では、7月3日の週の高値96.83レベルのレジスタンスを上方ブレイクできるかに注目。ブレイクに失敗すると、豪ドル円の上値が重くなっていることを投資家に印象付けよう。

豪ドル円週足チャート

image3.png

資料:Trading View

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--- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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