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ドル/円:8月のオープニングレンジを突破し、年初来高値が視野に

ドル/円:8月のオープニングレンジを突破し、年初来高値が視野に

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円相場 - トーキングポイント

22日のニューヨーク外国為替市場でドル/円相場は、先週から高値圏での高値・安値の切り上げが続いており、5日続伸した。8月のオープニングレンジを突破し、年初来高値(139.39)を試す展開が視野に入ってきた。

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ドル/円は、8月のオープニングレンジを突破し、年初来高値が視野に

ドル/円相場が月間高値(137.65)を更新したのは、米国債利回りの上昇に伴って上昇した面が大きい。右肩上がりの50日単純移動平均線(SMA、135.55)を上回る水準を維持しつつ、同線に追随する形で上昇しているように見える。

年初来高値(139.39)の更新が実現すれば、ドルは円に対し、1998年9月の高値(139.91)を再び試す展開となりそうである。また、ジェローム・パウエル議長らが金融引き締め政策に動く中、日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)の方向性の違いは明らかなため、今後数カ月間、円安ドル高の基調が続く可能性がある。

しかし、米国から発表される経済指標はドル/円相場に影響を与えると見られる。FRBがインフレ指標として重要視するコアPCE(個人消費支出)物価指数は、7月に前月の4.8%(前年同月比)から4.7%(同)に縮小すると予想されている。物価上昇圧力の緩和は、米連邦公開市場委員会(FOMC)にインフレへの政策対応の調整を促し、最近の米ドル高を抑えることにもつながりそうだ。

米国経済のソフトランディングを目指すFOMCは今後数カ月間、より小規模な利上げを実施する可能性がある。FOMCが最新の経済・政策見通し(SEP)を発表する次回9月21日の金融政策決定会合で、フォワードガイダンスを調整するかどうかを見極めたい。

それまでは、ドル/円相場は、50日SMA(135.51)を再び上回ったため、同線の上昇曲線に追随する展開となりそうである。ドル/円のトレーダーは今年の大半の期間、ネットショート(ドルを売り持ち)しているため、センチメントの傾きは持続するように見える。

IGクライアントセンチメントによると、現在30.42%のトレーダーがドル/円をネットロング(ドルを買い持ち)しており、ショートとロングの比率は2.29対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より6.62%多く、先週より0.57%少ない。一方、ネットショートのトレーダー数は昨日より5.46%多く、先週より24.31%多い。ドル/円が月間高値(137.65)を更新する際、ネットロングのポジションが減少した。先週31.52%のトレーダーがネットロングしていたことから、ネットショートのポジション急増は、群集行動に拍車をかけたようだ。

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ドル/円相場 日足チャート

Image of USD/JPY rate daily chart

資料:Trading View

  • ドル/円相場は5日続伸となり、50日SMA(135.55)を再び上回った水準で取引されている。月間安値(130.39)を前に反転する動きを見せており、引き続き、右肩上がりの移動平均線に沿って上昇しそうである
  • 先週から高値圏での高値・安値の切り上げが続いたことにより、ドル/円は月間高値(137.65)を更新。137.40(エクスパンション61.8%)から137.80(同361.8%)付近のエリアを終値ベースで上抜ければ、年初来高値(139.39)が視野に入るだろう
  • 1998年9月高値(139.91)を上抜けると140.30(エクスパンション78.6%)付近が意識され始め、その次に注目されるエリアは141.70(同161.8%)近辺となる
  • しかし、137.40(エクスパンション61.8%)から137.80(同361.8%)のゾーンで終値を付けられない場合は、ドル/円相場は短期的に下落する可能性がある。135.30(同50%)を下回ると、132.20(リトレースメント78.6%)から133.20(エクスパンション38.2%)付近のフィボナッチが重なるエリアが再び視野に入ってくるだろう
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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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