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金は反発、根強い米インフレが下落リスク

金は反発、根強い米インフレが下落リスク

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金先物 – トーキングポイント

金先物相場は、月間安値(1,689ドル)を試したが下抜けせず、その後は50日単純移動平均線(SMA、1,743ドル)を試す展開となっているようだが、13日発表の米CPIは根強いインフレ圧力を浮き彫りにすることが予想されるため、金先物相場の最近の上昇を抑制する可能性がある。

金先物 ファンダメンタルズ分析見通し:中立

高値圏で高値・安値を切り上げている最近の値動きからは、より大きな反発局面を迎える可能性が高まっていることがうかがえ、相対力指数(RSI)も売られすぎの領域に突入する手前で反転し、同様の原動力を示している。

しかし、米国時間13日に発表される8月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の大きいエネルギーや食品価格を除いたコア指数が前年同月比6.0%上昇と、前月(同5.9%上昇)から拡大すると予想されており、金先物相場の足を引っ張る可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)のラエル・ブレイナード副議長は、 「インフレ率が2%に戻りつつあると確信するためには、毎月のインフレ率が数カ月間、低く推移することが必要だ」と主張しており、根強い物価高の兆候が確認されれば、FRBが現行の積極的な金融引き締め政策を維持する可能性は高まりそうだ。 米連邦公開市場委員会(FOMC)はFOMC参加者の金利・経済見通し(SEP)を公表する予定だが、9月21日の次回会合時に金融政策の先行き指針(フォワードガイダンス)の文言を修正するかどうか が注目される。

資料:CME

それまでは、CMEのフェドウォッチツールがFOMCでの75ベーシスポイントの利上げ確率を90%としていることから、米金利上昇懸念が金先物相場にとっては逆風となる。金先物相場はFOMCが引き締め政策に向かう中、下降している50日単純移動平均線(SMA、1,743ドル)に追随する動きとなるかもしれない。

FRBが利上げサイクルを固持する中で、最近の金先物相場の反発は、より大きなトレンドの中では自律反発に過ぎない可能性がある。しかし月間安値(1,689ドル)を試すも維持し、高値圏で高値・安値を切り上げている最近の値動きからは、より大きな反発局面を迎える可能性が高まっていることがうかがえる。

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推薦者: David Song
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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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