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NZドル下落、軟調なGDPを嫌気:NZドル/米ドルの見通しとは?

NZドル下落、軟調なGDPを嫌気:NZドル/米ドルの見通しとは?

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※2023年6月15日11時15分更新

NZドル、NZドル/米ドル、米ドル、NZ中銀、FOMC、FRB、パウエル議長、NZX50指数 - トーキングポイント

  • GDPが期待外れだったため、ニュージーランドドルは失速
  • 2023年1-3月期の成長率は前期比では予想と一致したが、前期の数値は下方修正
  • NZ中銀は金利を据え置く可能性があるが、FRBは再び利上げに動くかもしれない。それはNZドル/米ドルを下押すことになるのか?
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ニュージーランドドルは、米ドル安を背景に上昇していたが、ニュージーランド(NZ)統計局が今朝方、2023年1-3月期の国内総生産(GDP)を発表すると、下げに転じた。ニュージーランドを代表する株価指数であるS&P/NZX50指数はきょうまでのところ、わずかに上昇している。

GDPは前期比では予想通りだったが、前年同期比では若干の下方修正があった。

2023年1-3月のGDPは前期比0.1%減少と予想通りとなり、前期は0.6%減から0.7%減に下方修正された。

前年同期比では2.2%増と、前期と一致し、予想(2.6%増)を下回る結果となった。

GDPの公表に先立ち、ニュージーランド不動産協会(REINZ)が発表した5月の住宅販売件数は前年同月比で0.4%減少した。4月(15.3%減)からは大幅な改善となった。

ニュージーランド統計局が14日発表した5月の食品価格指数は前月から0.3%上昇した(前月は0.5%上昇)。このため、前年同月比での伸び率は12.1%となり、過去36年間で最高水準となった前月の12.5%をわずかに下回った。

今週初め、ニュージーランド統計局は、4月末までの1年間に移民数が正味72,300人増加したことも明らかにした。内訳は、ニュージーランド国籍を持たない98,400人の移民が入国し、ニュージーランド国籍を持つ26,100人の市民が出国した。

これは、3.4%という歴史的に低い失業率に反映される労働市場のひっ迫を緩和するのに役立つかもしれない。

このような状況下、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は景気後退を回避するため、次回7月12日の理事会では絶妙な金融政策の舵取りが求められそうだ。

以前発表されたニュージーランドの1-3月期の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比6.7%と、経済活動が鈍化している中、依然として高い水準にある。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では、年内の利上げはなく、オフィシャルキャッシュレート(OCR)は5.50%に据え置かれると予想されている。

ニュージーランドドルについては、昨夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合に対する反応から判断すると、米ドルの値動きが引き続き、ニュージーランドドル/米ドルの方向性に影響を与える可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、政策金利を据え置いた。いわゆるドットプロット(金利予測分布図)では金利見通しが上方修正されており、その後発表された声明はタカ派的な姿勢を維持したと解釈されているようだ。ほどなくしてジェローム・パウエルFRB議長が記者会見に臨んだが、その発言はハト派的と捉えられたようである。

次のFOMC会合は7月26日だが、それまでの間に、市場が考慮すべき経済指標が山ほどあり、また、FRB当局者の発言にも注意を払う必要がある。

FRBの決定とNZのGDPに対するNZドル/米ドルの反応

資料:TradingView

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--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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