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市場センチメント最新情報:金価格の強気見通しは不変、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルは弱気傾向

市場センチメント最新情報:金価格の強気見通しは不変、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルは弱気傾向

ディエゴ・コルマン, ストラテジスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年4月2日15時29分更新

このレポートでは、逆張り指標を用いて、金価格豪ドル/米ドルNZドル/米ドルの市場センチメントの最新動向を探る。

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市場心理は強力な力を持つことがあり、しばしば多くの市場参加者を流れに従わせる。しかし、経験豊富なトレーダーは、多くの人が現在行っていることと逆のことを行うことで、利益を得られる可能性があることを認識している。IGクライアントセンチメント(IGCS)のような逆張り指標は、市場のムードをどのように活用するかのヒントを与えてくれる。極端な強気や弱気の瞬間を見つけることで、潜在的な転換点を知らせてくれるからだ。

とはいえ、逆張り指標は、絶対確実なものではないと覚えておくことが重要である。良いトレードとなる確率が高い取引を行うためには、より広範な取引戦略が欠かせない。洞察に満ちた戦略に、慎重なテクニカル分析や基礎となるファンダメンタルズの理解を組み合わせることで、トレーダーは隠れた市場原理を理解し、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができる。IGCSを使って、金価格、豪ドル/米ドルニュージーランドドル/米ドルが向かう方向を明らかにするにはどうしたらよいか、さらに深く掘り下げてみたい。

金価格見通し - 市場センチメント

IGCSによると、個人投資家は金価格に賭けている。現在、金を取引するトレーダーの55.46%がネットショート(売り持ち)を保有しており、ショートとロングの比率は1.25対1となっている。この弱気なポジションは昨日からほとんど変わっていないが、前週から6.15%増加している。逆に、ネットロングのポジションは昨日から4.14%増加し、前週比では9.23%減少している。

IGCSは逆張り指標として活用することができる。弱気ポジションが優勢な場合、金相場はしっかりとした反落となる前に、さらに上値追いの展開となり、史上最高値を更新する可能性がある。

重要ポイント:市場センチメントが一方向に大きく傾いている場合、逆張り指標はトレードの貴重な手掛かりとなる。しかし取引戦略を立てるには、こうした逆張りのシグナル単独では不十分で、これに加えて綿密なテクニカル分析およびファンダメンタルズ分析も併用することが極めて重要である。

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NZドル/米ドル 弱気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 29% 6% 21%
週次 7% 2% 5%
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NZドル/米ドル見通し - 市場センチメント

IGCSによると、ニュージーランドドル/米ドルを取引するトレーダーの72.74%がネットロング(ニュージーランドドルを買い持ち)にしており、ロングとショートの比率は2.67対1となっている。しかし、ショートポジションも急増しており、昨日から10.67%、前週からは28.68%も増加している。

IGCSを使った我々のアプローチは、市場センチメントとは示す相場の方向性が異なることが多い。ニュージーランドドル/米ドルを取り巻く圧倒的な楽観論は、最近の下落がまだ完全に終わっていないことを示唆しているのかもしれない。このような逆説的なスタンスは、トレーダーの間でロングポジションが増加していることが後押しになっている。

重要ポイント:市場のセンチメントが極端に一方的な場合、逆張り指標は貴重なトレードの手掛かりとなる。しかし取引戦略を立てるには、こうした逆張りのシグナル単独では不十分で、これに加えて綿密なテクニカル分析およびファンダメンタルズ分析も併用することが極めて重要である。

豪ドル/米ドル見通し - 市場センチメント

IGCSによると、豪ドル/米ドルの見通しについて、トレーダーの間では楽観的な見方が優勢だ。豪ドル/米ドルを取引するトレーダーの75.92%が強気ポジションを保有しており、その結果、ロングとショートの比率は3.15対1となっている。興味深いことに、このロングポジションは、前週からは2.06%減とわずかに減少したものの、昨日からは7.25%急増している。一方、ネットショートのポジションは昨日から小幅に減少(3.72%)し、前週比ではほぼ変わらない。

IGCSを逆張り指標として捉えた場合、強気が優勢を占めているということは、短期的に豪ドル/米ドルがさらに下落することを示唆する。大半のトレーダーが価格上昇を予想していることから、豪ドル/米ドルが一段安となる可能性は否定できず、0.6440を下回る数カ月ぶりの安値に向かう可能性が高まっている。

重要ポイント:市場心理が一方向に大きく傾いているときは、逆方向に動くシナリオを検討する価値がある。逆張りのシグナルは貴重だが、包括的に取引するためには、常に綿密なテクニカル分析やファンダメンタルズ分析と併用して利用することが極めて重要である。

--- DailyFX.com マーケットストラテジスト ディエゴ・コルマン著

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