メイン コンテンツへスキップ

本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

無料トレードガイド
購読する
Please try again
Select

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー・イベント

0

通知を受け取る

ライブウェビナーイベント
経済指標カレンダー・イベント

もっと見る もっと見る
英ポンド見通し:英中銀会合控え、上値重く。対米ドル・豪ドル・NZドルでの値動き

英ポンド見通し:英中銀会合控え、上値重く。対米ドル・豪ドル・NZドルでの値動き

共有する:

このページの内容

※2023年8月1日16時53分更新

英ポンド相場 見通し - 対米ドル・豪ドル・ニュージーランドドル

今期注目のトレード機会
今期注目のトレード機会
推薦者: Manish Jaradi
2024年第2四半期 注目のトレード機会
ガイドを入手

※本文は後ほど追加されます。高水準にある英国の物価上昇圧力がようやく緩やかになりつつある中、3日に開催されるイングランド銀行(BOE、中央銀行)の金融政策委員会(MPC)で決定される利上げ幅がこれまでの予想より縮小される可能性が高まっている。

6月の英消費者物価指数(CPI)は予想以上に下振れたが、インフレ率が依然としてBOEの目標水準を大きく上回っていることを考えると、勝利宣言するのは早計だろう。5月のインフレ率の上昇と賃金の堅調な伸びは、50ベーシスポイント(bp)ではなく、25bpの利上げを示唆している。

鍵となるのはBOEのフォワードガイダンス(先行き指針)だ。ここで示される内容が、データ(経済指標)に依存するアプローチなのか、根強いインフレに対処するためさらなる金融引き締めを強調するのか。投機的な英ポンドのロングポジションが依然として2014年以来の高水準にあるため、データ依存アプローチの場合、英ポンドは下落する可能性がある。引き締め姿勢を強める場合は、先行きの物価・活動指標が基調的な物価上昇圧力の低下傾向を示しているため、英ポンドは上昇の維持が難しいかもしれない。しかし、一部の主要通貨との金利差は引き続き大きいため、英ポンドの下値は支えられそうだ。

英ポンド/米ドル 240分足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/米ドル:目先は小幅安か

英ポンド/米ドルは、2023年初頭からの上昇チャネルの上端、200週移動平均線がほぼ重なる硬いレジスタンスを上回る水準を維持できなかった。買われ過ぎの状況も考慮すると、短期的に小幅安で推移するリスクが高まっている。

英ポンド/米ドル 週足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

日中チャートに目を向けると、英ポンド/米ドルは240分足チャート上の一目均衡表上端を試したが超えられず、ここ数週間で初めて下値を切り下げた。これまでのところ、価格は6月末からの上昇トレンドラインと89期間移動平均線という強力な収束サポートを上回る水準を維持している。しかし、このサポートを割り込む可能性があり、このような下方ブレイクが実現すると、6月末の安値1.2600に向けて下落する可能性につながる。

英ポンド/米ドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

日足よりも長い時間枠を用いた中期的な観点から見ると、今月は1年ぶりの高値まで上昇したことで、2022年後半から続く高値圏での高値・安値の切り上げパターンの維持が確認された。よって、中期的に上昇する可能性が残されている。しかし、ここからさらに上昇する前に、若干軟化する必要があるかもしれない(5月8日付記事「英中銀の金利発表控え、英ポンド堅調:英ポンド/ドルの上昇余地とは?」参照)。

英ポンド/豪ドル 週足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/豪ドル:下降に転じるリスクに警戒

英ポンド/オーストラリアドルは、2021年からの水平トレンドラインという重要な天井1.9200付近を試す中、上昇の勢いを失いつつある。このことを裏付けるように、今週は先週28日の急伸の流れに乗れていない。短期的には、まず7月下旬の安値1.8850を目指し後退するリスクがある。さらなる下降局面では6月の安値1.8500が強いサポートとなろう。

英ポンド/NZドル 日足チャート

チャート作成:マニッシュ・ジャラディ、資料:TradingView

英ポンド/NZドル:買われ過ぎの状況はもみ合いを示唆

英ポンド/ニュージーランドドルはここ数カ月、上げ幅を拡大できずにいる。より長期のチャートで買われ過ぎの状態にあることの裏返しと言える。7月の安値2.05という当面のサポートを下方ブレイクすると、2.02に向けて下落する可能性がある。

--- DailyFX.com ストラテジスト マニッシュ・ジャラディ著

ジャラディ氏に連絡するには、Twitterで @JaradiManish までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。