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金融資産、2023年の勝ち組。サンタクロースラリーは起こる?

金融資産、2023年の勝ち組。サンタクロースラリーは起こる?

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

2023年のFRBの金融政策の大転換が起こったが、2023年の各種金融資産のパフォーマンスとは。また、クリスマス以降、海外市場参加者を中心に本格的な休暇シーズンに突入するが、サンタクロースラリーは発生するのか。様々な資産でサンタクロースラリーの存在を検証。

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2023年の金融資産

2023年は、FRBの急ピッチな利上げからの利上げ停止、中東情勢の緊迫化、米国金利の急変動、世界景気の減速懸念、米シリコンバレー銀行破綻に端を発した金融不安、AIブームなど、様々なイベントが金融市場を揺るがした。

 

為替市場では、FRBの金融政策によって、米ドルの動きが左右されたものの、年間では米ドル安が進行した。

米ドル指数(DXY)2023年の動き

A graph showing the stock market  Description automatically generated

資料:Trading View。2023年12月25日時点。

 

ただし、通貨によってまちまちの動きとなり、ユーロやメキシコペソなどは、対ドルで上昇したものの、円や、南アフリカランド、トルコリラなどは、対ドルで下落した。特にトルコリラは、対ドルで50%以上下落した。

 

2023年の対ドルでの騰落率

(マイナスはドル安通貨高、プラスはドル高通貨安)

image2.png

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。2023年12月25日時点。

 

FRBをはじめとした主要中央銀行の利上げサイクルが終了、また世界景気が底堅く推移する中、株式市場は大きく上昇した。ナスダック100指数は50%超上昇した。日経平均も日本企業の資本効率性の改善、デフレからの脱却、底堅い日本景気などを背景に、S&P500を上回る上昇率を記録した。

 

商品はまちまちとなった。FRBの利上げサイクル終了、中東情勢の緊迫化などを背景に金価格は上昇した一方、需給の緩みに対する警戒感などから天然ガス原油価格は下落した。

2023年の株価指数、商品騰落率

image3.png

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。2023年12月25日時点。

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サンタクロースラリー

クリスマスイブから年始にかけて株価が上昇する、サンタクロースラリーが発生する傾向がある。株式市場以外も含めたサンタクロースラリ―の有無を1999年末以降で確認した。

 

米ドル指数は、過去24回中14回は下落しており、年末から年始にかけて下落する傾向があった。株価指数は上昇する傾向がある。商品はまちまちであり、金や原油は上昇する傾向がある一方、天然ガスは下落する傾向がある。

1999年末以降の年末~年始にかけてのパフォーマンス

image4.png

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。1999年以降の12月24日から1月5日にかけてのパフォーマンス。12月24日が休日の場合、直近の営業日の終値を使用。1月5日が休日の場合、5日以降の最短の営業日の終値を使用。

 

上昇・下落の回数からは、株価指数および金、原油ではサンタクロースラリーが発生する傾向がある。

 

平均の騰落率は、金、原油は1%を超えて上昇している一方、株価は0.6%~1.1%の上昇にとどまっている。平均の騰落率の観点からは、金、原油にて強いサンタクロースラリ―が発生する可能性を示唆している。

 

例年通りサンタクロースラリーが発生するかどうかは不明であるが、過去のサンタクロースラリ―の状況、またFRBの金融政策や、最近の動向を勘案すると、金価格が年末から年始にかけて上昇することが視野に入る(金価格の見通しは、「NY金、2050ドルブレイク。史上最高値の予感。米ドル、ゴールド価格の見通し」をご参照ください)。

1999年末以降の年末~年始にかけての平均騰落率

image5.png

資料:Trading EconomicsよりDailyFXが作成。1999年以降の12月24日から1月5日にかけてのパフォーマンス。12月24日が休日の場合、直近の営業日の終値を使用。1月5日が休日の場合、5日以降の最短の営業日の終値を使用。

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。