※2024年4月8日14時33分更新
今週はユーロ/ドルが短期的に振れる可能性がある。トレーダーは、ボラティリティを高めるきっかけになり得る米CPIの発表とECB理事会に注視されたい。
今週はユーロ/ドルに注目
4月8日から始まる週は、注目すべきリスクイベントがあるため、ユーロ/ドル相場が短期的に振れる可能性がある。米消費者物価指数(CPI)および米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表に加え、欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表が予定されており、トレーダーは相場の動きを注意深く見守る必要がある。
ユーロ/ドルは現在、比較的幅広い範囲でのレンジ相場が続いており、重要なブレイクアウトや反転が発生する場面では取引機会があると見ている。レンジ内では、最近の米雇用統計が堅調な内容だったことを受け、ドルは対ユーロで上昇し、1.0795を突破した。次のドルのレジスタンスとしては1.0755が控えており、これをも上回ると1.0697が視野に入るだろう。ユーロ/ドルをショートで保有(ドルをロングで保有)しているトレーダーは、1.0850のやや上に逆指値注文を設定するのが得策だと考える。
ユーロ/ドル テクニカルチャート
資料:IGTV
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