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BOE会合せまる、英ポンド見通し:金利据え置き予想も、高まる利下げ圧力

BOE会合せまる、英ポンド見通し:金利据え置き予想も、高まる利下げ圧力

クリス・ボーシャン, IGチーフ・マーケット・アナリスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年1月31日9時46分更新

イングランド銀行(英中央銀行)は1日の金融政策委員会で利下げに動くことはないと予想されているが、現在の市場の見方は2024年の利下げ実施の可能性を織り込んでいるようだ。英ポンドの見通しとは?

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BOEは金利据え置きへ

英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は、投資家や市場アナリストが見守る中、2月1日開催の金融政策委員会(MPC)で現行の政策金利を維持すると予想されている。

これは、BOEが一貫して利下げ議論に反する姿勢を堅持している中での予想である。市場は、BOEの金融政策を決定する機関であるMPCが、金融政策の方向転換を示唆するか、姿勢に変化はないかを注意深く見ている。

市場は2024年の利下げを予想

BOEが毅然とした姿勢を示しているにもかかわらず、市場は現在、2024年に4回の利下げを織り込んでいる。先を見据えたセンチメントは、トレーダーや投資家が近い将来、金融政策がより緩和方向に動くと見ていることを示唆している。

この市場予想の根拠は、インフレ低下と賃金上昇の鈍化を示す最近の英経済指標に根ざしている。経済動向を示すこれらの指標は、BOEが物価安定の維持と経済成長を支えるという重要な目標達成のために適切な金利水準を決定する際に重要な参考数値である。

住宅建設業者は利下げの恩恵を受ける?

トレーダーにとって、現在の経済情勢はまたとないチャンスであり、チャレンジでもある。一方では将来の利下げ観測が景気を刺激し、株価を押し上げる可能性がある。住宅建設業者など、借入コストの低下から恩恵を受けることが多いセクターの株価は、金融緩和政策への期待から上昇する可能性がある。例えば、英国の大手住宅メーカー、パーシモンのような企業は、金利低下により住宅購入者にとってより手頃な住宅ローン融資が可能になるため、投資家の関心が高まる可能性がある。

その一方で、金利政策転換のタイミングや程度が不透明であるため、トレーダーは常に警戒し、臨機応変に対応する必要がある。国債などの確定利付証券は、金利変動の影響を特に受けやすい。予想外のサプライズ利下げや、逆に期待されているのになかなか利下げされない場合は、債券相場の値動きが大きくなり、これらの資産を保有するトレーダーのポートフォリオに影響を与える可能性がある。

英ポンド/ドル テクニカル分析

英ポンド/ドルは、先週の高値1.2775ドルを下回る水準で横ばいの推移が続いているが、先週金曜の安値1.2676ドルを上回る水準は維持している。その下(1.2649ドル)には55日単純移動平均線(SMA)が蛇行している。さらにその下には、昨年12月後半から1月にかけての安値圏で構成される、より重要な1.2613―1.2597ドルのエリアがある。

先週の高値1.2775ドルを再び試す展開となるには、まずは先週金曜の高値1.2758ドルを上回る必要がある。その上には、昨年12月中旬から1月にかけての高値圏1.2794―1.2828ドルという重要なレジスタンスが控えている。

英ポンド/ドル 日足チャート

資料:TradingView

ユーロ/英ポンド テクニカル分析

30日の欧州外国為替市場でユーロ/英ポンドは、昨年12月の高値0.8714ポンドから下落し、5カ月ぶりの安値0.8514ポンドまで落ち込んだ。この水準は、昨年6月から8月に形成された重要なサポートゾーンである0.8519―0.8493ポンドの範囲内にある。このエリアは維持される可能性が高いが、これを割り込むと2021年4月の安値0.8472ポンドが次のサポートとなる。

昨年12月の安値および1月29日の高値0.8549ポンドの水準が、昨年12月から1月にかけての下降トレンドラインが現在位置する0.8562ポンドとともにレジスタンスとなろう。これが上値を抑えようとするだろうが、筆者はさらなる下落を予想している。

ユーロ/英ポンド 日足チャート

資料:TradingView

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