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原油価格見通し:岐路に立つ、新高値更新が鍵

原油価格見通し:岐路に立つ、新高値更新が鍵

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このページの内容

※2023年8月8日14時48分更新

原油、WTI、ブレント、OPECプラス、FRB、米石油在庫、トレンド、ダブルトップ - トーキングポイント

  • 今週の原油相場は、供給削減を背景に新高値を目指す展開
  • OPECプラスの減産は望ましい効果をもたらしている模様
  • FRBの利上げは7月で打ち止めかもしれないが、政策の引き締めはしばらく続く可能性がある
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7日のニューヨーク原油先物相場は、最近の上昇が一服する展開となった。世界経済の先行きが不透明な中、市場は供給ひっ迫の影響を見極めようとしている。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国でつくるOPECプラスは、9月末までに世界での供給量を1億バレル超減少すると見られている。

米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めサイクルが終わりに近づいているとの見方も、7月から今月にかけての原油の強気相場を支えた。

金利市場では、当面の利上げはもうないと見ており、来年半ばまでに利下げに動くと予想している。

ところが、FRBの引き締め姿勢緩和への期待は、8日アジア時間に入ると幾分和らいだ。複数のFRB当局者が、金融引き締めを継続する姿勢を示したためだ。

ニューヨーク地区連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は、制限的な政策は「しばらくの間、維持する必要がある」と述べ、必要であれば追加利上げにも前向きな姿勢を示した。

さらに、ミシェル・ボウマンFRB理事は、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の目標水準までインフレ率を引き下げるには、追加利上げが必要になるだろう」と述べた。

両氏とも、これから発表される経済指標が今後の政策決定会合にとって極めて重要であると指摘した。市場が両氏の見解を消化する中、原油価格は4月の高値を試したが、この水準から後退した。

米原油先物指標のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は2022年11月以来、83.53ドルを上回るには至っておらず、8日には82.50ドルを下回って取引されている。ブレントは86.00ドルを割り込んでいる。

今週は、米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)が発表する週間在庫統計が、原油市場のひっ迫度合いを示す手がかりとして注目されている。

WTI原油先物のテクニカル分析

WTI原油先物は、7日に4カ月ぶりの高値から後退したものの、上昇トレンドチャネル内にとどまっている。

高値83.30は、4月の高値83.53をごくわずかに下回った水準で、ダブルトップを形成する可能性が出てきた。83.533を上回れば、この弱気なフォーメーションは無効となる。

価格は現在、レジスタンスゾーンに位置しており、これを上方ブレイクすれば、強気トレンドの継続が確認できそうだ。しかし、このエリアを突破できない場合、トレンドが反転する可能性は否定できない。

下降局面では、現在21日単純移動平均線(SMA)と重なる直近の安値78.69がサポートとなるかもしれない。

さらに下値では、77.33のブレイクポイントと過去の安値73.82がサポートとなろう。73.82は、55日SMAと100日SMAに近いこともサポートとなる裏付けになっている。

77.33のブレイクポイント、あるいは100日SMAと重なる過去の安値73.82もサポートになり得るだろう。

資料:TradingView

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--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。