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豪ドル見通し:豪CPIが予想下回る伸びで下落。対米ドルでさらに下げる展開か?

豪ドル見通し:豪CPIが予想下回る伸びで下落。対米ドルでさらに下げる展開か?

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このページの内容

※2023年7月26日14時33分更新

豪ドル、豪ドル/米ドル、豪CPI、米ドル、豪中銀、豪 PPI - トーキングポイント

第2四半期の豪CPIが軟化したことを受け、豪ドルは下落

CPI総合指数とコア指数に当たるトリム平均値の両方で、物価上昇圧力の緩和が明らかになった

豪中銀の金融政策は流動的になる余地がありそうだ。来週、利上げが見送られれば、豪ドル/米ドルは下がるのか?

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オーストラリアドル相場は、きょう26日午前に発表された2023年4-6月期(第2四半期)の豪消費者物価指数(CPI)が前年同月比6.0%上昇と、市場予想(同6.2%上昇)を下回り、前月(同7.0%上昇)にも届かなかったことから、上昇が止まった。

オーストラリアのS&P/ASX200株価指数は、オーストリア準備銀行(RBA、中央銀行)の引き締めサイクルが終わりに近づいているとの期待感から上昇した。

前四半期比でも6月豪CPIの上昇率は0.8%と、予想(1.0%)、前月(1.4%)をともに下回った。

RBAが重視するCPIの中銀トリム平均値(コアインフレ率に相当)は前年同月比5.9%上昇と、これも予想(同6.0%上昇)、前月(同6.6%上昇)をともに下回った。

前期比でのCPIは1.0%上昇で、こちらも予想(1.1%上昇)、前期(1.2%上昇)をともに下回り、豪インフレ率の伸び鈍化が明らかになった。

金利先物市場では、来週1日のRBA理事会で25ベーシスポイントの利上げが実施される確率は40%程度と予想されていた。CPI発表後、その確率はわずかに低下した。

今週後半にはオーストラリアの生産者物価指数(PPI)と小売売上高も発表される。先週は雇用統計が発表され、豪州の失業率は3.6%と、50年ぶりの低水準となった。

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また、国際通貨基金(IMF)は2023年における世界の国内総生産(GDP)成長率予測を2.8%から3%に引き上げた。輸出大国のオーストラリアは、外需によって輸出が拡大・縮小する。そのため、豪の経済と豪ドルは世界経済の見通しと非常に密接な関係にある。

IMFの発表に加え、週初に中国共産党の最高指導部が不動産政策の緩和など景気刺激策を示唆したことで、豪経済成長への期待が強まった。

今週前半は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米ドルに下押し圧力がかかる中、豪ドルは上昇していた。

きょう26日アジア時間の豪ドル/米ドルの動きは、これらの上昇の大部分を帳消しにしている。来週1日開催のRBA理事会は、豪ドル建て金融商品にとって重要なイベントとして注目されている。

豪ドル/米ドルのテクニカル分析

豪ドル/米ドルは、週初に上昇したものの、きょうは下落し、現在は0.6459-0.6900の5カ月間の取引レンジで推移している。

2週間前にダブルトップのチャートパターンが形成された。0.6920を上抜ければ、このパターンは無効になるが、この水準を下回って推移し続ければ、弱気派が主流な相場展開が続く可能性がある。

レジスタンスは0.6900-0.6920のゾーンに位置する過去の高値で、その上には0.7010-0.7030のエリアが控えている。

一方、サポートは、いくつかの単純移動平均線(SMA)の近くに位置する直近の安値0.6715付近だろう。

価格は今週、下げて始まったものの、200日および260日SMAを割り込むには至らなかったため、0.6690-0.6740が引き続きサポートになり得る。0.6690を決定的に下方ブレイクすると、弱気の勢いが強まる可能性がある。

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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