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FXでも使われるCCIとは?RSIとの違いなどをプロが解説

FXでも使われるCCIとは?RSIとの違いなどをプロが解説

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このページの内容

CCI(商品チャネル指数)

オシレーターは人気が高い指標で、トレーダーが最初に学ぶべき指標でもある。オシレーターは有用なツールだが、あくまでただのツールであることには注意したい。ツールは何らかの情報を提供するために過去の情報を処理し、トレーダーはその情報にもとづいて意思決定することが可能だ。

ただし、ツールから得られるものはすべて過去の情報にもとづいており、過去は未来を予測しない。そのため、指標は「機能しない」、「使うべきではない」という主観的な判断をしてしまう場合も多い。しかし、指標は実際にはただのツールであるはずだ。つまり、ハンマーやドライバーが、釘を壁に刺したり、ネジを動かしたりできないので機能しないと主張していることになる。指標は意思決定プロセスで利用できる情報が表示されているだけと言えるため、トレーダーにとって非常に価値があるはずだ。

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以前の記事でも取り上げたRSI(相対力指数)は、一般的な指標の1つだ。CCIと同様に、RSIはオシレーターであり、見た目も似ている。しかし、RSIが終値に関連しているのに対し、CCIはローソク足のヒゲ(最大の値動き)を組み込んでいるため、ボラティリティが反映されている。また、RSIは0から100までの範囲で推移するのに対し、CCIは数値の上限・下限がない。そのため、CCIは指標が算出する買われすぎ・売られすぎの領域の余地がかなり大きいと言える。

CCI(商品チャネル指数)とは

CCIは、ドナルド・ランバート氏が開発したオシレーターだ。現在の価格と過去の平均価格を比較することで、トレンドの強さを評価する指標である。ただし、他のオシレーターとは異なり、数値の上限・下限がないことが特徴だ。

CCIは0のラインが重要となり、指標の中央に表示される。価格が0のラインを超えている場合は、価格が過去の平均を上回っていることを示し、反対に0のラインを下回っている場合は、価格が過去の平均を下回っていることを示す。買われすぎは+100、売られすぎは-100で表示されるが、分析対象の通貨ペアにもとづいてカスタマイズできる。以下の図は、CCIの詳細を示している。

CCI

チャート作成:ジェームズ・スタンリー

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CCIのロジック RSIとの違いとは?

RSIは買われすぎ・売られすぎの領域に留まる時間が短いのに対して、CCIは売られすぎ・買われすぎの領域に留まる時間が長く、より頻繁に発生する。

さらに、指標へのアプローチ方法も標準的なオシレーターとは大きく異なる。CCIが上昇して+100を超えると、強気が継続するシナリオの可能性が高いと判断される場合が多い。一方で、-100を下回ると、弱気トレンドが先行する可能性がある。

以下のユーロ/米ドルの日足チャートでは、このロジックから導き出される代表的なシグナルを表している。+100を上回ると強気のシグナル、-100を下回ると弱気のシグナルが現れている。

ただし、他の指標や戦略を利用した際と同様に、シグナルがうまく機能したり、反対にシグナルが機能しなかったりする場合があるだろう。しかし、これを考慮することは、トレーダーが指標をどのように取り入れるかについて、最初に理解すべきステップになるはずだ。

ユーロ/米ドル 日足チャート

ユーロ/米ドルの日足チャート(2021年8月〜2022年3月) ジェームズ・スタンリー作成

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ジェームズ・スタンリー著

スタンリー氏に連絡するには、Twitterで@JStanleyFXまでお願いいたします。

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