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初心者OK!ピンバーを使ったFXのトレンド反転の見つけ方

初心者OK!ピンバーを使ったFXのトレンド反転の見つけ方

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すでにプライスアクションの章のいくつかの記事で、ローソク足のヒゲの重要性を見てきた。ヒゲは反応を強調し、その次の局面で起こりうることの手がかりを与えてくれるため、トレーダーとしてこれらの反応は鍵となりうる。分析の分野では絶対はないため確率でしかなく、何か「大事」が今日起こった場合、それは明日もまだ重要かもしれない可能性がある。これには、まさにトレーダーのプライスアクションのアプローチにヒゲや反応を組み込むことの本質が含まれる。

テクニカル分析入門

ローソク足パターン

推薦者: James Stanley

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すべてのヒゲが同じように作られるわけではないが、長いヒゲは、そのローソク足に強い反応が起こったことが浮き彫りにされているため、特に興味深いものになりうる。また、今回取り上げる特定の種類のヒゲは、反転を探す人にとって魅力的なポイントになり得るものだ。とはいえ、これが機能する理由や、その使用方法を話す前に、これを見てみよう。

参考にしているのは、この英ポンド/米ドルの日足チャートの右側にある最後のローソク足である。

英ポンド/米ドル 日足チャート

英ポンド/米ドル 日足チャート(2020年12月~2021年2月) ジェームズ・スタンリー作成

ローソク足が長い上ヒゲを持ち、下側に比較的小さな実体が位置していることに注目してほしい。

つまり、この日は前のトレンドの継続で始まり、このローソク足の形成中にトレーダーは非常にワクワクして、通貨ペアを最高値まで買い上げたのだ。しかし、そのワクワクは長くは続かず、1.4200の水準を超えたところで価格が拒否され、その日の上昇分の大部分が帳消しになった。

このローソク足パターンは「ピンバー」として知られている。ピンはピノキオの略で、マーケットが少しワクワクしすぎたかもしれない時を示す意味がある。ピノキオが嘘をつくと鼻が伸びるように、買い手が先走ると相場はその高揚感をすぐに反転させ、それまでの値動きから片側のヒゲだけが突出したローソク足ができるのだ。

ここで重要なのはその「突き出し」である。考え方は、価格が長期的または大局的なレジスタンスラインの領域にぶつかり、流れが変わる可能性があるということである。これは、プライスアクションの上に位置する長いヒゲに示されており、さらに進行する余地がある反応を強調している。

下のチャートで、その後何が起こったかを見てみよう。

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推薦者: James Stanley
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英ポンド/米ドル 日足チャート

英ポンド/米ドル 日足チャート(2020年12月~2021年3月) ジェームズ・スタンリー作成

上記の例では、相場は反転を続けた。ピンバーは、その高値がついた後に売りが入ってきたことを示す初期のサインにすぎず、その後、数週間にわたって弱気圧力が続いた。

さらに、反転を開始したのと同じ価格水準が、数ヵ月後に再び視野に入ってきた。そして、再びレジスタンスラインとなったが、今回は買い手が挽回することはなかった。これは、プライスアクションのヒゲがいかにサポートラインとレジスタンスラインの重要なマーカーとして機能するかを示している。また、最初の水準を試す動きで長いヒゲを作ったもの、つまり売り手がその水準で抵抗を示したものが、その後の水準を試す動きでも残り、今度はレジスタンスラインとして残ることがあるため、ピンバーがマーケットで重要な役割を果たす水準を早期に確認できることも示している。

英ポンド/米ドル 日足チャート

英ポンド/米ドル 日足チャート(2020年12月~2022年5月) ジェームズ・スタンリー作成

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ジェームズ・スタンリー著

スタンリー氏に連絡するには、Twitterで @JStanleyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。

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