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最終更新: Dec 8, 2023
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はらみ足とは?定義や使い方をプロがチャートを使って解説 !

はらみ足とは?定義や使い方をプロがチャートを使って解説 !

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はらみ足 - 隠れたプライスアクションの原動力

奇妙なことだが、トレードにおける分析の多くの側面は、必ずしも何が起こっているかではなく、何が起こっていないかにもとづいている。

VIXを空売りするトレーダーについて聞いたことがあるなら、それと多少関係がある。トレーダーはボラティリティの急上昇を待ち、ある水準(通常はVIXで30または35程度)に達すると、ボラティリティがいずれ落ち着くことを前提に弱気戦略を検討する。

そして、ボラティリティが落ち着くと、VIXの値が下がるため、オプションのプレミアムが安くなり、それがブラック・ショールズ式オプション価格決定モデルに反映される。このとき、トレーダーはボラティリティの低さを利用して、ブレイクアウトを探したり、ボラティリティが拡大するのを見計らってストラドルのトレードを開始したりできるのだ。この場合、ボラティリティは増減する周期的なツールとして扱われ、トレーダーは最大限の利益を得ることを目的として、その反対側にポジションを取ることがよくある。

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プライスアクションの用語では、はらみ足は密接に関連しており、多くのトレーダーはこれらのローソク足パターン(または「パターンの欠如」)を無視し、代わりに何らかのより実用的なシグナルを待ちわびることになる。しかし実際には、これらが見られた場合強力な指標となり得るので、今回はそれをより深く見ていく。

はらみ足の定義とは?

はらみ足は、包み足と真逆のローソク足パターンである。はらみ足は、前のローソク足の中に完全に収まる。これはマーケットの均衡を示すものであり、トレーダーはこれを利用できる。しかし包み足と違ってはらみ足は1種類しかなく、完全に前のローソク足の中に収まる必要がある。ヒゲが前のローソク足を突き抜けることはできないし、トレーダーはこのようなローソク足パターンでは求める均衡を実現することはできない。

英ポンド/円 日足チャート

英ポンド/円 日足チャート(2022年2月~5月) ジェームズ・スタンリー作成

上のチャートで、私が英ポンド/円の日足で5つの異なるはらみ足のローソク足パターンを示したことに注目してほしい。これらの日足はいずれも、前日からのレンジの中に完全にとどまっており、「インサイド・デー」を表すはらみ足となっている。

しかし、より興味深いのは、それぞれの後に何が起こったかということである。

はらみ足の使い方

ここで少し主観が必要である。はらみ足が連続して現れる、あるいはさらに悪いことに、不規則な動きやレンジの中で連続して現れないという、最適とは言えない状況もあり得る。このような状況は、本当に大きな中央銀行の会議、決算報告、金利の発表などを示唆することがある。しかし、このようなシナリオからわかるのは、マーケットが恐怖に駆られているため、買い手と売り手の両方が反対側にいきすぎることを恐れているということである。

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しかし、あまり恐怖のない状況でも、はらみ足が登場する場合がある。それ自体は迷いの一種で、少し消化不良のような状態である。

しかし、面白いのははらみ足が登場した後に起こることで、それはブレイクアウトの可能性である。上のチャートでは、登場した内側のバーが、その後少なくとも1つのバーの間、ブレイクアウトを続けていることが分かる。もちろん、最後のバーは例外で、反転を示した。はらみ足が現れるとすぐに安値が更新され、弱気トレンドが形成され始めた。

はらみ足のブレイクアウト

すべてのはらみ足のブレイクアウトをフォローすることは、一見すると大変な作業である。そのため、トレーダーはボラティリティが低下しているときにはらみ足を探すのではなく、より長い時間軸ではらみ足を重点的に探すとよいだろう。

はらみ足を利用するには、そのバーの高値と安値をマークし、一方向へのブレイクアウトを探す。上の例では、最終的に弱気トレンドに転換したはらみ足を見ていくが、ここでは4時間足という短い期間のチャートで、このパターンがどのように展開されたかを見ていこう。2022年4月21日、このバーの安値は166.99で、高値は167.91だった。

その夜遅く、そのバーの終値の翌日の午前1時頃に売り手が下方ブレイクを強行した。その後、トレンドは強い下降トレンドになり、それを赤枠で強調した。

しかし、他のはらみ足もあり、すべてがその最後のバーほど有利に働くわけではない。チャートの左側には、4本のはらみ足とその後の相場の動きを見ることができる。重要なのは、すべてが積極的に強いトレンドに移行したわけではないことである。まだ不規則な動きになる可能性があるのだ。しかし、チャート左側の4本のはらみ足は全てトレンドサイド、要するに強気トレンドに乗るための仕組みとして存在していたのだ。

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英ポンド/円2時間足チャート(2022年3月下旬~2022年5月)

英ポンド/円 2時間足チャート(2022年3月~5月) ジェームズ・スタンリー作成

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ジェームズ・スタンリー著

スタンリー氏に連絡するには、Twitterで@JStanleyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。

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