本ウェブサイトは、お客様に最高のブラウジング体験をしていただくためにさまざまなクッキー(Cookies)を使用しています。本ウェブサイトを引き続き利用されることにより、クッキー(Cookies)の利用に同意したものとみなされます。
クッキー(Cookies)ポリシーの詳細については、こちらまたはサイト下部にあるリンクをご確認ください。最新のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

0

通知

下記の通知は、経済指標およびウェビナーカレンダーページで調整できるフィルタに基づいています。

ライブウェビナー

ライブウェビナーイベント

0

経済指標カレンダー

経済指標カレンダー・イベント

0
無料トレードガイド
購読
Please try again
EUR/USD
強気
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
USD/JPY
混合
の顧客はネットロングです。
の顧客はネットショートです。
ロング ショート

注:安値と高値は取引日の数値です。

データ提供:
詳細 もっと見る
トレードの基礎知識 / 株式市場を理解する 11 / 31
株式ポートフォリオの作り方|リスクを抑えるシンプルな方法を公開!

株式ポートフォリオの作り方|リスクを抑えるシンプルな方法を公開!

Warren Venketas, アナリスト
広告

株式の分散投資は、相場の変動が激しい時期に効果を発揮します。ポートフォリオの基本的な考え方とポートフォリオの組み方を理解すれば、リスク分散に大いに役立ちます。本記事では、株式銘柄の分散について以下のトピックを紹介します。

  • ポートフォリオとは?
  • システマティック・リスクとアンシステマティック・リスク
  • 株式銘柄の分散が重要な理由とは?
  • ポートフォリオを分散させる5つの方法
  • 分散投資でおちいりやすい過ち
  • ポートフォリオを実現するための重要ポイント

株式のポートフォリオとは?

分散とは一般的に商品の幅を広げることですが、融の世界ではポートフォリオの分散を利用して、特定の資産や事象に対するエクスポージャーのリスクを軽減させるという意味になります。株式の場合は、銘柄のセクターや配分する金額、地域、株式投資の種類、その他の資産など、様々な投資対象を組み込むことでポートフォリオを分散させます。

株式のポートフォリオが重要な理由とは?

ポートフォリオが重要なのは、特定の産業に過度に依存するリスクを軽減できるからです。これにより、「すべての卵を1つのバスケットに入れる」状況になることを防ぎます。また、負の相関関係にある他の銘柄を一緒に保有することで、分散の効果がさらに高まります。その結果、リスクをコントロールでき、マーケットのボラティリティの影響を軽減できるポートフォリオになるのです。ただし、単に投資対象を分散すればいいというわけではありません。よく分散しているように見えるポートフォリオでも、アンシステマティック・リスクの点から見ると、分散が不十分ということがあるのです。

ポートフォリオにおけるシステマティック・リスクとアンシステマティック・リスク

分散投資の重要性を十分に理解するには、システマティック・リスクとアンシステマティック・リスクを区別する必要があります。

システマティック・リスク:

システマティック・リスクとは、マーケット全体の中心に存在するリスクのことです。このリスクは完全には回避できないため、「分散不可能なリスク」と呼ばれています。システマティック・リスクは激しく変動する性質があるため、企業がそのリスクを回避することは困難です。こうしたリスクには政治的な事象や戦争などがありますが、個々の企業がコントロールできるようなリスクではありません。

アンシステマティック・リスク:

アンシステマティック・リスクとは、特定の企業や銘柄に関連するリスクのことです。このリスクは各企業がコントロールできるため、分散投資で低減することができます。このリスクの例としては、競合他社、ビジネス・リスク(内部オペレーションの要因や外部の法的要因など)、財務リスク(資本構造など)があります。

トレーダーがポートフォリオの分散で軽減しようとするのは、このアンシステマティック・リスクです。ただし、ポートフォリオを分散しても、引き続きシステマティック・リスクやマーケット全体のリスクにさらされていることを忘れてはなりません。

ポートフォリオを分散させる5つの方法

1.セクター別

銘柄のセクターによって投資家は様々な産業にリスクを分散できます。1つのセクターだけに投資すると、そのセクター全体が値下がりした場合に打撃を受けてしまいます。産業によっては偽の相関関係を持つ場合もありますので、各セクターをよく調べてポートフォリオ全体の目標に対してそれぞれのセクターが適しているかどうかを評価してください。

リスク回避を重視する投資家はマーケットが混乱している時のダウンサイド・プロテクションのために 安定性の高い株を増やすことを検討するでしょう。その一方で、リスク許容度の高い投資家は、安定性の高い株よりもグロース株の比率を高めるかもしれません。ただし、「より安全な」銘柄であっても、マーケット全体が低迷すれば下落する可能性がある点には注意してください。

2.企業規模別

様々な規模の企業(小型株、中型株、大型株)を組み入れたポートフォリオの分散も、よく使われる手法です。一般的には、大型株のほうが中型株や小型株より安全な投資対象と考えられていますが、中型株や小型株には成長のチャンスが大きいという魅力があります。

3.地理的な分散

地理的な分散では、特定の国や地域(金融、政治など)の影響を受けやすい銘柄が関係します。 グローバル化とアクセスできる市場の拡大にともなって、他の地域や国の影響を受けやすい株式にも投資できるようになりました。これは、同じ株式市場で他の地域や国でトレードされている企業の株式に投資できるほか、世界中の他の株式市場でトレードされる銘柄に投資できることを意味しています。最近では、上場投資信託(ETF)の登場により、さらに地理的な分散投資が身近になりました。

4.株式型ETF

ここ数年、投資家の間では株式型 ETF の人気が一段と高まっています。ETFは1つの投資対象で複数の銘柄に投資できます。このため複数の株式を別々に購入しなくても、簡単で割安に分散投資をすることができます。例えば、iシェアーズ・コア S&P 500ETF(IVV)は、S&P 500指数に連動するETFです。投資家はIVVを1株購入すれば、S&P500全体へのエクスポージャーを得ることができます。

5.資産クラス

他の資産クラスを投資ポートフォリオに組み入れることも分散投資の一つの方法です。一般的に投資家は債券など安全な投資対象に目を向けますが、債券に限らずコモディティやFXなどの金融商品も検討することができます。例えば、金は安全資産と認識されていますし、日本円スイスフランなどの通貨は他の通貨より安全とされています。

詳しくは、株式と債券の比較の記事をご覧ください。

株式分散投資の例:ポートフォリオでリスクを抑える

以下は、新型コロナウイルスの影響で株価が暴落した時の分散投資の例です。これは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が世界のマーケットに影響を与えた時に、投資家がどのようにして多額の損失を軽減できたかという実践的な状況を示しています。

デルタ航空とギリアド・サイエンシズ:

チャート: TradingView

上図のチャートは、デルタ航空とギリアド・サイエンシズの2銘柄の動きを、コロナ禍の前と後で重ねて表示したものです。新型コロナウイルスの流行は世界中に広がり、航空会社の株価は世界的に暴落しました。航空会社株で下落したのはデルタ航空だけではありませんが、株価が打撃を受けた様子が鮮明に示されています。

一方、ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルスの治療薬の研究をおこなっている製薬会社です。世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言する前は、この2つの銘柄はほぼ正の相関関係を示していました。しかしチャートを見ると、宣言後に2つの銘柄が反対方向に大きく動いた(負の相関関係にある)ことが一目瞭然です。これは単純な例ですが、もしポートフォリオがこの2つの銘柄だけで構成されていれば、大きな損失を回避できたことになります。

上記の例では負の相関関係が当てはまりますが、2つのセクターは全体としては正の相関関係を示す可能性がある点に注意する必要があります。

この例から、2つの異なるセクターの銘柄に投資していれば、激しい変動の中でもリスク調整後にリターンを生み出せることが明らかです。

株の投資家がポートフォリオでおちいりやすい過ち

(1)過度の分散

ポートフォリオの組入銘柄の数が多すぎることがよくあります。研究によれば、株式の組入銘柄が一定の銘柄数(+/-30)を超えるとリスクが実際には低減しないことがわかっています。ETFや投資信託には30銘柄以上を含むことが多いため、銘柄数に対するリスクを示す漸近曲線(下図参照)では、ETFや投資信託は不利となります。さらに複数のETFや投資信託を保有する投資家が多いため、こうした問題の影響はさらに大きくなります。

出典:E.J エルトン教授とM.J グルーバー教授(ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス)による研究

(2)負の相関関係がある銘柄への投資

上の例では負の相関関係を用いていますが、共に上昇あるいは下落しない銘柄を意図的に組み入れる投資家も多いようです。その場合、ポートフォリオの価値が上がっても、ポートフォリオ内の一部が反対の動きをすることで打ち消されるのです(下図を参照)。以下の例では、負の相関関係にあるポートフォリオが、ポートフォリオの価値の上昇分をどのように打ち消すかを誇張して示しています。

(3)完全な負(-1)の相関関係を示す簡易チャート:

(4)投資期間の判断ミス

ポートフォリオの運用は理論的には簡単なように見えますが、必要とされる投資期間が一部の投資家には負担になることがあり、これが誤った運用につながってしまいます。

極端に弱気な相場では、マーケット全体が下落しがちです。たとえ十分に分散したポートフォリオでも、基本的にこの下落を回避することはできません。こうした状況では、損失が膨らまないようにするため、他の資産クラスを組み入れておくことが重要です。

株式のポートフォリオを実現するための重要ポイント

結論としては、どのような投資でも、実行する前に自分の目標(期間やリスクなど)と予算の制約を十分に認識しておかなければなりません。これを理解したうえで、ポートフォリオ内の分散を検討するようにしましょう。分散を成功させるには、以下の点を十分に考慮する必要があります。

  • どれだけのリスクが許容できるか
  • 銘柄数を増やしすぎない
  • 銘柄の相関関係を把握する
  • リスクは完全には排除できない
  • 異なる資産クラスへの分散を検討する

株式のポートフォリオの作り方でよくある質問(FAQ)

ポートフォリオには、どのくらいの数の銘柄を組み入れるものですか?

さまざまな研究結果があるため、この質問に対する正確な答えはありませんが、株式アナリストや研究者の間では15~30銘柄というのが一般的な見解です。大きな幅があり不確実な部分もありますが、分散投資をする際にはこの記事で紹介したポイントを参考にしてください。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。

広告