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単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違いとは?プロが解説

単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違いとは?プロが解説

DailyFX, Research

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このページの内容

チャートで使用するテクニカル分析ツールとして、トレーダーは単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)をよく使用します。これらのツールは価格についての理解を助け、エントリーおよびエクジットの判断に必要な情報を与えてくれます。しかしこれらの2つの指標を比較するとどうでしょう? 本稿ではSMAとEMAの比較について解説していきます。

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推薦者: DailyFX
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単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違いとは: 概要

単純移動平均線(SMA)は、範囲内の期間の数(ローソクの本数)について資産または通貨ペアの平均価格を計算するものです。SMAは各ローソク足とそれぞれの終値について均等の重みづけをおこない、数式内で特定のローソク足の終値に対し他のローソク足よりも重みを付けることはありません。

一方指数平滑移動平均線(EMA)は、SMAに似ていますが、直近のローソク足により大きな重みづけをおこなうため、このタイプの移動平均線は直近の値動きに対しよりすばやく反応します。これは最善の方法であるかのように見えますが、指標を「迅速化」することは、ランダムな(ダマシの)エントリーシグナルを出す可能性が高くなることに留意する必要があります。多くのトレーダーと銀行やヘッジファンドなどの機関投資家はSMAを採用します。

この2つの違いがチャート上でどのように現れるかについて、下のEUR/USDの日足チャートを見てみましょう。

単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA): FXのトレードではどちらが優れている?

単純移動平均線と指数平滑移動平均線のどちらが優れているかという点に関し、上のグラフを見ると2つの間にほとんど違いがないことがわかります。EMAは以前の活動よりも最近の活動に重点を置いているため、通常SMAよりも速く変化します。しかしこのケースでは実際に違いはほとんどありません。

一般的には、時間軸が小さいほど、および/またはプライスアクションの動きが大きいほど、2つの移動平均線の違いが大きくなります。そのため、短期トレーダーは最近の値動きによりセンシティブなEMAがトレード戦略の実行にあたってより効果的であると考えます。

初心者トレーダーは両方のツールを利用し、自分のトレード手法にはどちらが良いかを見極めて利用します。しかし実際には一方の移動平均線が成功をもたらし、他方はもたらさない、といったことはあまり起こりません。

SMAからEMAへ切り替えることにより失敗戦略を成功戦略へ変化させることができるとしたら、変更の必要があるのは移動平均線ではなく戦略の方でしょう。一定の戦略の結果に影響を与えるほどの違いはこの2つの移動平均線には存在しないためです。200日SMAはよくトレンドの見極めに使用されます。相場が200日SMAより上にある場合、トレンドは上向きであると考えられ、相場がSMAより下にあるならば、トレンドは下向きであると考えられます。

有名トレーダーが利用していることもあり、10日EMAは短期トレーダーの間で人気があります。しかしどのタイプの移動平均線を使用するかについての判断は自分の毎月の口座残高にもとづいてのみおこなうようにしましょう。トレードに役立っているようならばそれを使用し、役立っていないならば切り替えを考えるということです。

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