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FRB議長の講演控え、円は対ドルで底堅く推移。ドル/円の行方は?

FRB議長の講演控え、円は対ドルで底堅く推移。ドル/円の行方は?

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このページの内容

円、ドル/円、ドル、DXY、FRB、ジャクソンホール、利回り - トーキングポイント

  • ドル/円は、米国債利回りと相関関係にある
  • 他通貨に対する米ドルの動きも米金利の影響を受けている
  • 今週のジャクソンホール会合が注目される。FRB議長の講演でドル/円は動くか?

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先週の円相場は、外部要因に対して依然として脆弱で、対米ドルで再び弱含みな展開となった。米ドルの広範囲な強さは、米ドル指数(DXY)が示している。

DXY は、ユーロ(57.6%)、円(13.6%)、英ポンド(11.9%)、カナダドル(9.1%)、スウェーデン・クローナ(4.2%)、スイスフラン(3.6%)に対する米ドルの価値を示した指数である。

DXY、米10年債利回りと比較して、ドル/円相場を見ると、その相関関係は明白である。

資料:TradingView

米10年債利回りの今後の動きを理解することが、ドル/円の取引に有利になる可能性がある。

ジャクソンホールで開催される年次経済シンポジウムでは、26日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の基調講演が行われる。米利回りの動きを理解するためには好機となるだろう。

このスキーリゾートで行われるこれまでの中央銀行総裁の会議では、時折、重要な政策転換が明らかにされてきた。昨年の今頃、FRBは加速するインフレを一過性のものと位置付けていた。今年は、目を覆いたくなるような高インフレが定着することに警鐘を鳴らしている。

FRBがインフレ率を目標の2%前後に戻す決意をどの程度固めているのかを示す手がかりとして、その表現が注視されることになる。

ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は23日、「インフレ期待が定まらない」ことに対する懸念に言及し、タカ派的な姿勢を改めて強調した。

この発言を受け、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で100ベーシスポイント(bp)の引き上げが実施されるとの観測も出ている。市場予想は50bpから75bpの引き上げが中心で、その間で揺れ動いている。

市場では、パウエルFRB議長の表現がより穏健になるとの見方がコンセンサスとなっているようだ。ただ、この読みが外れた場合、米国債利回りは大きく動き、ドル/円相場のボラティリティが大きく上昇する可能性がある。

ドル/円相場 テクニカル分析

22日のドル/円の値動きで見られたように、137.46は、139.39から130.39までの値動きのフィボナッチ・リトレースメント78.6%の水準にあたる。ドル/円はこれを上回る水準を維持できていないため、引き続きレジスタンスとして機能する可能性がある。

当面の下値サポートは、135.57のブレイクポイントとなりそうである。34日、55日単純移動平均線(SMA)も同水準付近にあり、サポートとなる可能性がある。

資料:TradingView

ドル/円のトレード方法
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--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

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