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米GDPを背景にした米国株高受け、豪ドル上昇か

米GDPを背景にした米国株高受け、豪ドル上昇か

このページの内容

豪ドル、豪ドル/米ドル、米GDP、FRB、同時線 - APAC市場寄り付き

  • 豪ドル上昇、米GDPをきっかけにセンチメントが改善
  • とはいえ、2022年10-12月期の米GDPは強弱まちまち。ハード/ソフトランディング両面の可能性が残る
  • APACの株式が米国株高に追随すれば、豪ドル/米ドルは上昇の可能性あり
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APAC市場まとめ - 米国株高を受け、豪ドル/米ドルは上昇か

26日のニューヨーク外国為替市場で、センチメントの動向に敏感なオーストラリアドル米ドルに対し、じり高となった。同日発表された米国の国内総生産(GDP)を受け、リスク選好ムードが広がり米国株高となったことが好感された。この日のダウ工業株30種平均は前日比0.61%、S&P 500種株価指数は同1.1%、ナスダック100指数は同1.76%それぞれ上昇した。このリスクオンの動きは、資金の安全な逃避先である通貨の需要を減退させ、米ドルを押し下げた。

2022年10-12月期の米国内総生産(GDP)速報値は前期比2.9%増と、コンセンサス予想(同2.6%増)を上回った。しかし、GDPの約7割を占める個人消費は、予想の2.9%増に対して2.1%の増加にとどまった。発表内容を詳しく見てみると、GDP速報値の予想を上回る増加は、在庫の増加や政府支出など変動性の高い要因によるところが大きいことが分かる。

全体としては、強弱まちまちの内容となっており、ハードランディングとソフトランディングの両面を示唆していると見ることもできる。このため、米連邦準備制度理事会(FRB)は現在の路線を維持し、市場は今後数カ月で引き締めサイクルが終了するとの見方を継続しているようだ。豪ドルに関しては、今週初めに発表された驚くほど強い内容となったオーストラリアのインフレ報告により、オーストラリア準備銀行(準備銀行)の利上げ観測が高まったことも追い風となっている。

きょう27日のAPAC(アジア太平洋地域)市場において、豪ドル/米ドルのトレーダーは、2022年10-12月期の豪生産者物価指数(PPI)に注目している。豪消費者物価指数(CPI)と同じような高い数値となれば、豪中銀の姿勢がよりタカ派的になると見る市場関係者は増えそうだ。さらに、米国株高の流れがアジア時間帯にも続けば、豪ドルは引き続き、その恩恵を受ける可能性がある。

豪ドルのテクニカル分析

日足チャートで見ると、豪ドル/米ドルは弱気のチャートパターンと考えられている上昇ウェッジ(ライジングウェッジ)のパターン内で取引されているように見える。価格が昨年8月の高値を試す中、投資家の迷いを示す同時線のローソク足が示現している。このレジスタンスを突破できなければ、ウェッジパターンのサポート(下限)ラインに向かって下落する可能性がある。一方、上昇局面では昨年5月の高値0.7283が意識されるだろう。

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資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。