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カナダドル見通し:トレンドラインをブレイク、さらなる高みへ

カナダドル見通し:トレンドラインをブレイク、さらなる高みへ

居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2023年11月29日12時06分更新

カナダドル米ドルに対し、トレンドラインを上方ブレイクしたため、1.3500のレジスタンスを試す展開が視野に入ってきた。米ドルが低迷するなか、カナダドルは上げ幅を拡大している。米国とカナダから多くの経済指標が発表される予定だが、米ドル/加ドルをさらに押し下げる要因となるのか?

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28日の米ドル/カナダドルは、米ドル安と原油価格の反発に支えられ、下落し続けている(本レポート執筆時点)。先週金曜に上昇トレンドラインを下方ブレイクしたことで、反落の勢いは少し増したが、テクニカル面で壁に直面している。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成するOPECプラスは2024年の石油政策に関する協議が難航しているとの報道が流れ、先行き不透明感が強まったものの、原油価格はちょうど75ドルを下回る水準まで反発した。本レポート執筆時点で米原油先物指標のウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は約1.9%上昇したが、前述の報道内容の通り、2024年の割当量に関してOPECプラス内でまだ意見の相違があると考えられていることを考慮すると、この値動きは少々驚きである。市場では、今週予定されているOPECプラスのオンライン会合が延期される可能性や、2024年の生産量と供給量が安定的に推移する可能性についての憶測も飛び交っているが、真実はもう少し時間が経たないと分からない。

米・加のGDP、FRB当局者らの発言、カナダの雇用統計

今週の米ドル/カナダドルは、多くの通貨ペアとは異なり、今後の値動きに影響を与える可能性のあるリスクイベントに直面している。きょうはハト派に大きく傾いている米連邦準備制度理事会(FRB)の政策立案者らの発言に注目が集まっている。ウォラーFRB理事が「インフレ率があと数カ月低下し続ければ、政策金利を引き下げる経済的な論拠となる」と述べると、2024年の利下げ幅予想に5ベーシスポイントが積み増された。また、タカ派として知られるミシェル・ボウマンFRB理事は、サービス消費に関する懸念を示し、供給サイドの進展がインフレを抑制するかどうか疑念だと指摘しており、少数派だがタカ派的な発言もあった。

ドル指数は8月以来の低水準まで落ち込み、重要なサポートエリアを割り込んだ。米国債利回りは、特に2年債と10年債の利回りが低下し続けており、ドル相場も引き続き低迷している。

今夜(日本時間22:30)は第3四半期の米国内総生産(GDP)の第二次推計値が発表される。第一次推計値に何らかの修正があった場合、ボラティリティが高まる可能性がある。しかし、米ドル/カナダドルにとってより重要なのは、木曜と金曜にそれぞれ発表されるカナダのGDPと雇用統計である。今週後半に予定されているFRB当局者らによる発言にも注目したい。28日のような値動きがあった以上、彼らの発言が与える影響を無視するのは賢明ではない。

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米ドル/カナダドル (USD/CAD) テクニカル分析

米ドル/カナダドルは、7月を始点とする上昇トレンドラインをついに下方ブレイクした。週明け27日にトレンドラインをブレイクし、接近する100日移動平均線を再び試す展開となっている。

ここからあや戻しを経て、再び下降に転じ、1.3500の心理的水準を目指す可能性がある。この心理水準を上抜ければ、1.3450と1.3370がそれぞれサポートとなろう。

前述したように、ここからの上値追いには1.3640付近のレジスタンスが立ちはだかり、そのすぐ上には1.3680に位置する50日移動平均線が控えている。

注目すべき主要レベル

サポート水準

  • 1.3550
  • 1.3500
  • 1.3450

レジスタンス水準

  • 1.3640
  • 1.3680
  • 1.3720

米ドル/カナダドル 日足チャート

資料:TradingView、チャート作成:ザイン・バウダ

IGクライアントセンチメント

IGクライアントセンチメント(IGCS)指標を見ると、米ドル/カナダドルを取引する50%のトレーダーがロングとショートの両方を保有しており、中立の状態であることが分かる。あや戻しとなる兆候か、それとも経済指標の発表を控えた警戒感だろうか?

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米ドル/カナダドル 弱気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 4% -3% 1%
週次 17% -4% 7%
プライスアクションとの関連性
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--- DailyFX.com ザイン・バウダ著

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