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注目のトレード機会 2023年第4四半期:米ドルの上昇は終わりを迎えるか?

注目のトレード機会 2023年第4四半期:米ドルの上昇は終わりを迎えるか?

ニック・コーリー, シニアストラテジスト

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米連邦準備制度理事会(FRB)が、これまで以上に金利を引き上げて金融引き締めをおこなったことで、米ドル米ドル指数)は第3四半期初めから上昇し、昨年12月の水準まで戻った。FRBは9月の会合では金利を据え置いたが、経済情勢によっては再び利上げもあり得ると警告した。9月会合は全体的にタカ派的なトーンであったが、パウエル議長は米中央銀行が追加金融引き締めの要否を判断する際には「慎重に進める」つもりであると述べた。パウエル議長はまた、先日のジャクソンホール会議の基調講演でも同じ言い回しを使った。この柔軟性によって、FRBは必要と判断すれば年内は金利を据え置く余地を残している。

米ドル指数は7月中旬以降、99.49の安値を付けてから6%超上昇し、一方向に進んでいる。指数はユーロ安(バスケットの構成はユーロが約58%を占める)と円安(構成比率13.5%)の進行に助けられている。日銀は先日、年末には現在の超金融緩和策を巻き戻し始める可能性があると述べた。これは、円の価値を高める動きになるかもしれない。欧州中央銀行(ECB)は今年もう一度利上げをおこなう可能性があるが、これによってユーロの価値が大きく高まることにはならないかもしれない。しかし今後数カ月間ユーロが今の水準付近に留まるのであれば、米ドルの上昇は限定的となるだろう。

中央銀行の今後の決定を予測しようとするのは常に危険ではあるが、G7の金融当局者たちの最近の発言は、世界的に金利がピークにあるか、さもなければピークにかなり近づいていることを示唆している。

米ドル指数の日足チャートを見るとさらなる上昇もあり得そうだが、2022年11月の高値106.84付近が次のレジスタンスとなるため上値は限定的かもしれない。現在のマーケット環境では、これが維持される可能性が高い。たとえ間もなく下落すると思われる資産であっても、価格の上昇中に売ることは難しい。第4四半期に106.84へ向かう上昇があれば、ドル売りのチャンスかもしれない。

米ドル指数 日足チャート

出所:TradingView、チャート作成:ニコラス・コーリー

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