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米ドル相場テクニカル分析見通し 2024年第1四半期:依然として弱気派が優勢

米ドル相場テクニカル分析見通し 2024年第1四半期:依然として弱気派が優勢

ディエゴ・コルマン, ストラテジスト
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

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このページの内容
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テクニカル分析による米ドル指数(DXY)の見通し

米ドル指数(DXY)で示される米ドル相場は、第4四半期初頭に2022年11月以来の高水準にまで上昇したが、その後失速し、107.3付近のレジスタンスラインが重なっている箇所を明確に越えることができず、予期せぬ下落を招いた。下図が示すように、このテクニカル的な失速は、昨年12月下旬まで長引いている下落基調の始まりで、米ドルは4カ月超ぶりの安値圏に突入した。

こうした下落を経て、DYXは102.00-101.70付近の重要なサポートラインを試している。この水準は、大きな長期上昇トレンドラインと、2021年1月安値と2022年9月高値を基点に引いたフィボナッチ・リトレースメント50%の間の領域にある。この下限を維持することは極めて重要であり、ここを下抜けると下落圧力が強まって、100.75がサポートラインの次の目安になる可能性がある。さらに下落した場合、次の目安はフィボナッチ・リトレースメント61.8%が200週単純移動平均線と7月の安値に合流する99.65、そして98.98へと移っていくことになる。

現在の水準から強気に転じた場合、最初のレジスタンスラインは50週単純移動平均線付近に出現するだろうが、これを上抜けた場合、相場はさらに上昇する可能性があり、104.70が次の注目ポイントとなる。強気派が優勢でもこのポイントを突破するのは難しいだろうが、突破できれば105.75にある下降トレンドラインがレジスタンスラインになるだろう。そして、この勢いが続けば、昨年の最高値を更新する可能性も出てくる。

米ドル指数(DXY)の週足チャート

グラフ, ヒストグラム  自動的に生成された説明

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

ユーロ/米ドルの見通し

ユーロ/米ドルは、第3四半期に概ね下落し続けて、第4四半期の初めにトレンドラインがサポートとなって反発し、相場は50週単純移動平均線を上回った。そして、十分その可能性はあるが、2024年第1四半期に強気の勢いが維持されれば、レジスタンスラインは1.1100と1.1150に出現することになる。このレジスタンスラインを上抜ければ、次の目安は1.1275になるが、この水準は、2023年の最高値と、2021年高値と2022年安値を基点に引いたフィボナッチ・リトレースメント61.8%が一致する重要な上限となる。これを超えた後は1.1500、そして1.1700へ向けて相場は上昇するだろう。

これとは反対に、センチメントが売りに傾き、相場が下落に転じた場合、50週単純移動平均線が弱気の攻勢に対する第一の防衛線となり、その後は、重要なトレンドラインと、2022年9月安値と2023年7月高値を基点に引いたフィボナッチ・リトレースメント38.2%が合流する1.0630付近にサポートラインが出現するだろう。相場はこの付近で底を打ち、その後上昇に転じる可能性もあるが、予想に反して下落した場合、1.0425や1.0222へ向かって下落する可能性が高まる。

ユーロ/米ドルの週足チャート

グラフ, 折れ線グラフ, ヒストグラム  自動的に生成された説明

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

米ドル/円の見通し

下図が示すように、米ドル/円は、第4四半期に心理的な水準の152.00付近で2022年最高値に再び接近したが突破するには至らず、売り手がこのテクニカル的な障壁を堅持して最終的には相場を押し下げた。

米ドル/円は依然として上昇トレンドにあるが、141.00に到達した50週単純移動平均線を割り込むと、上昇トレンドが継続する可能性は低くなる。このシナリオの場合、相場は137.50、そして、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の133.20に引き寄せられていくだろう。そして、米ドル/円は、この付近にサポートラインが出現するような形で反発する可能性があるが、ここを下抜けした場合、130.00にある上昇トレンドラインのサポートラインに向かって下落する可能性がある。このサポートラインより下の注目ポイントは、2021年1月安値と2022年10月高値を基点に引かれたフィボナッチ・リトレースメント50%の127.33である。

一方、強気のシナリオを見てみると、弱気派が劣勢で買い手がマーケットの主導権を取り戻した場合、相場の上昇を抑える第一防衛線は145.30になり、その次は148.50となる。強気派はこの付近で頑強な抵抗にあう可能性が高いが、これを突破することができれば、2023年の最高値に向けて相場が押し上げられることが見込まれる。さらに上昇基調が強ければ、158.00前後の水準でレジスタンスラインが出現するだろう。

米ドル/円の週足チャート

グラフ, 折れ線グラフ  自動的に生成された説明

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

英ポンド/米ドルの見通し

英ポンド/米ドルは2023年第4四半期に上昇し、8月下旬以来の最高値を更新して、2021年高値と2022年安値を基点とするフィボナッチ・リトレースメント61.8%の1.2765を突破する勢いである(2023年12月下旬現在、この水準はまだ突破されていない)。2024年に向けて、英ポンド/米ドルがこの水準を上抜けることができれば、次の焦点は200週単純移動平均線、その次は1.2900にある下降トレンドラインのレジスタンスラインとなる。そして、強気な基調が続けば、買い手は1.3145や1.3500で攻勢に転じる可能性がある。

その反面、英ポンドに対する潮目が変わり、米ドルが上昇に転じた場合、英ポンド/米ドルは50週単純移動平均線付近の1.2450に出現したサポートラインに向けて徐々に下落していく可能性がある。そして、英ポンド/米ドルが上昇に転じる前に、相場はこの近辺で底入れする可能性もあるが、このサポートラインを下抜けした場合、1.2340にある上昇トレンドラインのサポートラインへ向けて下落することも十分考えられる。弱含みが続けば、2023年10月の安値圏への再接近が差し迫り、その次は1.1800が視野に入ってくる。

英ポンド/米ドルの週足チャート

グラフ, 折れ線グラフ  自動的に生成された説明

出所:TradingView、チャート作成:ディエゴ・コルマン

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