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ユーロ/ドル、金価格の見通し:短期的に上昇? FOMCを受けて

ユーロ/ドル、金価格の見通し:短期的に上昇? FOMCを受けて

ディエゴ・コルマン, ストラテジスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2023年11月2日13時24分更新

ユーロ/ドル、金価格の見通し

  • 金価格ユーロ/ドルは短期的に上昇する可能性があるが、広範なトレンドは米国の経済指標次第
  • 今週後半発表の米ISMサービス業PMIと米雇用統計に注目
  • 本レポートでは、今後数日間における金/ドルとユーロ/ドルの注目すべき主要な水準に目を向ける
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米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、2023年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を終了した。パウエル議長率いるFOMCは予想通り、政策金利を現行の5.25―5.50%に据え置いた。フォワードガイダンスとしては、FRBはインフレのリスクを引き続き大いに注視しており、インフレ抑制のためにより制限的なスタンスが後に必要となった場合には、さらに金利を引き上げる用意があるとの見解を示した。

パウエル議長は、FOMCで追加利上げの可能性を示唆したにもかかわらず、市場では追加利上げを期待した値動きはみられなかった。パウエル議長は記者会見でタカ派的な姿勢もみせたが、金利の引き上げを継続する必要性は低いと考えているようで、利上げサイクルがすでに終了した可能性が出てきた。

政策立案者が追加利上げに慎重になっているように見えるのは、おそらくこれまでに打ち出した政策の効果がまだ十分に現れていないと認識しているためで、ドルは間もなく頭打ちになる可能性がある。だた、ドルの頭打ちに確信を持つには、金融引き締めの影響により景気見通しが急速に悪化し始めていることが、今後発表される経済指標によって確認される必要がある。

今週後半には、米サプライ管理協会(ISM)が公表する10月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)と10月の米雇用統計の発表が控えており、米経済の健全性を見極める機会となりそうだ。ISM製造業景況指数のように、両調査とも予想外に大幅に下振れた場合は、ドルが全体的に大きく下落する可能性がある。そうなれば、ユーロ/ドルと金価格(XAU/USD)を押し上げることになろう。

今後発表予定の米経済指標

資料:DailyFX経済指標カレンダー

ユーロ/ドル テクニカル分析

ユーロ/ドルは、1日には緩やかな下落に転じたものの、その後は中期トレンドラインのサポートに跳ね返され、反発した。最近の値動きにもかかわらず、基本的な見通しは弱気であることに変わりはない。ただ下落が加速するためには1.0535を割り込む必要がある。それが実現した場合は、1.0500に向けて下降する可能性がある。さらに下げ進めば、1.0355に焦点が移る。

逆に、強気派が勢いを取り戻し、価格が決定的に上昇した場合は、最初のレジスタンスは1.0670―1.0695エリアになろう。このゾーンを上抜けると、上昇に再び弾みがつき、7月から10月にかけての下落のフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準1.0765に向けて上昇する可能性がある。

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ユーロ/ドル テクニカルチャート

資料:TradingView

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強気
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 -14% 12% -2%
週次 -8% 13% 2%
プライスアクションとの関連性
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金価格 テクニカル分析

金価格(期近先物)は10月の安値から急騰したが、レジスタンスエリア2,010―2,015ドルをなかなか突破できずにいる。ここ数週間、このエリアを突破しようとする試みはことごとく失敗しており、これは、ブレイクアウトするのに十分な強さがないことを表しているようにみえる。

金/ドルの短期的な見通しを見極めるには、今後の取引で価格がどのように推移するかを注視することが不可欠である。それに伴い、可能性がありそうなシナリオを2つ考慮してみたい。

シナリオ1:金価格が2,010―2,015ドルのレジスタンス突破に成功した場合、強気の勢いが加速し、昨年の高値2,085ドル付近を目指す条件が整う可能性がある。

シナリオ2:売り手の勢いが強まり、金価格が1,980ドルのサポートを下回った場合、下落が加速し、現在1,945ドルに位置する200日単純移動平均線を試す可能性がある。この閾値を下回ると、注目は1,920ドルに移る。

金価格チャート(XAU/USD、期近先物)

資料:TradingView

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。