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株式投資で失敗しないための心理学|トレーダーが知っておくべき心理状況とは

株式投資で失敗しないための心理学|トレーダーが知っておくべき心理状況とは

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このページの内容

株式投資を続けていると、損をしたくないという恐怖や、もっと儲けたいという欲望など、さまざまな心理に陥ることがあります。このような心理は投資における失敗にも繋がる恐れがあるため注意しなければなりません。

したがって、株式取引において心理を学ぶことは、トレード中に生じる感情や行動を制御して、正しい取引を続けるためにも重要なのです。本記事では、株式投資におけるトレードの心理学の重要性や、陥るべきでない心理状況への対処方法について解説していきます。

株式トレードにおける心理の重要性

株式投資において心理状況を理解することは重要です。

株式投資をしていくと、損をしたくないという恐怖や、もっと儲けたいという欲望にかられることがあります。このような感情は、非合理的な投資判断をもたらす可能性があります。トレードルールに背いた非合理的な判断をしてしまうと、期待値通りのトレードなどできるわけがないのです。

また、このような恐怖や欲望をマーケット参加者全員が抱えると、群集心理によりマーケットへ大きなインパクトを与えることもあります。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、この一例と言えます。コロナ禍の相場では、ボラティリティが高まっていました。日々大きな値動きが続くことで、株価が下落するのではないかとマーケット参加者は不安を感じ始めていたのです。そして恐怖心が高まると、トレーダーは損失が膨れ上がるのを避けるために、慌ててポジションを決済し「パニック売り」が発生、株価が急落しました。

このようにトレーダーの心理状況がマーケットを大きく動かすこともあるのです。

しかし、多くのトレーダーは株式投資で利益が出た、損失を被った、といった結果や投資手法に目が行くので、メンタル面は軽視されがちです。したがって、株式投資における心理状況を理解することができれば、他のトレーダーよりも有利に立ち回れます。

株式投資で失敗する人が陥りがちな3つの心理状況

株式投資で失敗する人が陥りがちな以下の3つの心理状況について、詳しく解説していきます。

  • 損失を出したくない
  • 情報に流されて安心したり、焦ったりしてしまう
  • 過去の成功体験に固執する

損失を出したくない

株式投資で損失を出したくないという心理は、株式投資で失敗する人が最も陥りがちな心理状況です。たしかに損失を被らないのが一番ですが、全ての取引で100%勝ち続けることなどありえません。勝ちトレードや負けトレードを繰り返して、長期的に利益を積み上げていくのが、投資の本質なのです。

株式投資で損失を出したくないという心理状況に陥ると、損切りができず、一度の取引で大きな損失を抱えてしまいます。大きな損失を抱えると、長期的に取引を続けられなくなり、相場から退場せざるを得なくなるのです。

情報に流されて安心したり、焦ったりしてしまう

近年、SNSやウェブサイトで株式投資に関するさまざまな情報を手に入れられるようになりました。株式投資において情報は重要なのですが、情報に流されて取引をしてしまうトレーダーは失敗する傾向にあります。

「みんなこの銘柄を買っているから安心できる」「この銘柄を今買わないと乗り遅れてしまうかもしれない」などの心理状況に直面したことがある方も多いのではないでしょうか。情報に流されて安心したり焦りを感じたりしてしまうと、普段自分がやらないような取引をして損失を被る可能性が高いのです。

過去の成功体験に固執する

「前にこの銘柄で儲けたから今回もいけるだろう」「この取引手法はどの銘柄でも成功するはずだ」など、過去に成功した銘柄や取引手法に縛られる方もいることでしょう。しかし、株式投資において過去の成功体験に固執するのはよくありません。

たしかに、株式市場では一定周期で同じような値動きが発生することがありますが、そのような状況は稀で、原則として二度と同じ相場は発生しないと考えなければなりません。したがって、相場状況に合わせて取引方法や取引銘柄を柔軟に変えることが求められます。

株式トレードで心理をコントロールする3つの方法

先ほど紹介したような株式投資で失敗する人に共通する心理状況に陥らないためにも、まずは自身の心理状況をコントロールする必要があります。自身の心理状況をコントロールするための3つの方法について、順を追って解説していきます。

1.トレードプランを立てる

まずはトレードプランを立てましょう。トレードプランとは、トレードの開始前からポジション決済までの一連のトレードプロセスに関するルールを指します。トレードプランを立てることで、根拠がしっかりとした、期待値の高い取引をすることができるようになります。

トレードプランといっても様々ですが、まずはどのような状況で銘柄を購入するかという取引開始の部分の計画を立ててみましょう。銘柄の購入条件にどのようなインジケーターや情報を使うかは個人の自由です。ただし、一連のトレードプロセスにおいて、トレード開始時に使用した論拠と同じものを元にトレードプランを策定することが重要です。

株式投資の初心者がトレードプランを立てる際は、リアルマネーを使うのではなく、まずはデモ口座を利用してみることがオススメです。

また、一度立てたトレードプランは絶対に破ることなく、プランに従ってトレードを行うことを徹底しましょう。

2.チェックリストを作成する

次に、トレードプランに沿った取引におけるチェックリストを作成します。多くのトレーダーは、自身の不利な方向に価格が変動するとトレードプランを破ってしまいがちです。そこで、チェックリストを用意し、それに従って取引を行うことを徹底すれば、プランに背く可能性が低くなります。

チェックリストは、簡単なもので構いません。エントリー条件や決済条件などを書き留め、それらの項目を満たした場合のみ取引を行うようにしましょう。

3.日記をつける

取引が終了したら、必ず記録として日記に残すようにしましょう。日記に残す内容は、取引結果だけでなく、なぜ取引したのか、トレードの根拠や取引過程で抱いた感情など、一連のトレードについて詳しく記載することが鍵となります。

株式投資を長期的に続けていくためには、自分の取引を客観的に評価して、改善点を探り続ける必要があります。日記として取引の記録を残しておくと、何がうまくいって何がうまくいかなかったのかを見つけるのに役立つのです。

また、日記を見返すことで、見つけた改善点を活かして、トレードプランや取引戦略を修正するようにしましょう。

株式投資をする上で重要な2つの心理

株式投資をする上で、自身の心理状況をコントロールする方法について詳しく解説しました。それに加えて、株式投資を行うときは、以下の2つの心理を意識するようにしましょう。

  • 自身の取引に自信を持つ
  • リスク管理を徹底する

自身の取引に自信を持つ

取引するときは、自身のトレードプランに自信を持つことが重要です。

トレードプランに自信が持てると、周りの情報に流されることなく、期待値通りの取引を続けられるようになります。

自身の取引に自信を持つためには、まずは自分が失敗時に陥りやすい心理状況を自覚することが大切です。そして、その心理状況に対処する方法を身に付け、トレードプランを日々改善することができれば、おのずと失敗も減り、自信に繋がります。

リスク管理を徹底する

リスク管理を徹底することは、株式投資で危険な心理状況に陥らないようにするためにも不可欠です。

なぜなら、投資で失敗する心理状況に陥ることが、許容できる以上の損失を抱えたり、必要以上の資金をリスクにさらしてしまったりすることの原因になりがちだからです。

したがって、以下のようなリスク管理を徹底してから株式投資に望むようにしましょう。

  • 株式投資は余剰資金で行う
  • 1回のトレードの損失額は投資資金の2%以下
  • 1回のトレードにおける損失額は取引ごとに変えない
  • 銘柄購入時にストップロス注文を発注する

他の参加者の心理状況をうまく使うことも大切

株式投資において心理面を重視する投資家は少ないため、その多くが投資で失敗する人に共通する心理的課題に直面する傾向にあります。したがって、他の市場参加者のそのような心理状態を活用できれば、投資においてより有利に立ち回れるようになるのです。

例えば、ボラティリティが高く、連日下落が続いている相場では、トレーダーの多くがポジションを手仕舞いしたくなるため、パニック売りが発生しがちです。そのようなパニック売りが続くと、実際の株価水準よりも安い価格まで下落してしまうこともあるのです。

ただのパニック売りであることを見抜いて、安い株価で銘柄を購入できると、本来あるべき株価までの上昇を狙うことができます。

株式マーケットと投資心理に関してよくある質問(FAQ)

トレードの心理学は、株式市場にしかあてはまらないのでしょうか?

トレードの心理学は、株だけでなく、FXや仮想通貨など、あらゆる金融マーケットにあてはまります。

売買している金融商品に関わらず、人が取引をする限り、感情は常に相場に影響を及ぼします。したがって、感情に左右されずに自分の目標に集中し続けるための対策方法を練ることが求められます。

株式市場の心理を把握するのに役立つ指標はありますか?

株式市場の群集心理を見極める際に活用できる指標として、「株価指数」が挙げられます。株価指数とは、特定の国やマーケットにおける株式銘柄全体の株価変動を追跡する指数です。株価指数はあらゆる銘柄の情報を織り込んでいるので、マーケット参加者全体の心理を表す指標として役立つのです。

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