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日経平均(日経平均株価)とは?CFDで簡単に取引できる?わかりやすくプロが解説

日経平均(日経平均株価)とは?CFDで簡単に取引できる?わかりやすくプロが解説

DailyFX, Research
原著者
DailyFXJapan, Research
翻訳者

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このページの内容

日経平均日経平均株価)は、日本経済の代表的な企業を対象とした日本の株式市場の指数です。この記事では、日経平均とは何を表しているのか、その歴史、指数を構成する企業、そして日経平均の取引方法を紹介します。

日経平均(日経平均株価、日経225)とは何か?わかりやすく解説

日経平均とは、東京証券取引所に上場している主要な225社の株価をもとにした指数です。この指数は、日本の経済状況を映し出すものとなっています。日本経済はアジアの株式市場に対して大きな影響力を持っており、日経平均は、アジアの株式市場のトレンドを理解するための重要なバロメーターとして機能しています。投資家やトレーダーにとって、日経平均を注視し、日本の株式市場の動きを読み解くことは、東アジアのマーケットの雰囲気や価格変動をつかむ上で欠かせません。

日経平均の構成銘柄が上場廃止などになれば、銘柄の入れ替えは随時実施されます。定期入れ替えは、2022年までは毎年10月におこなわれてきましたが、2023年からは春秋の年2回の実施となりました。株価の数値も、15秒ごとに最新の状態に更新されるため、リアルタイムでマーケットの変動を追跡することが可能です。

日経平均(日経平均株価、日経225)に含まれる会社は?

日経平均採用銘柄には、トヨタやホンダといった世界的に有名な自動車メーカーや、ソニーやパナソニックといった電機メーカーが含まれています。しかし、選ばれている企業はこれらにとどまらず、消費財、公共インフラ、運輸関連といった様々な業界から幅広く集められています。2023年11月現在、日経企業の時価総額上位20社は以下の通りです:

トヨタ自動車、ソニーグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、NTT、キーエンス、ファーストリテイリング、KDDI、東京エレクトロン、三菱商事、信越化学工業、三井住友フィナンシャルグループ、オリエンタルランド、伊藤忠商事、日立製作所、任天堂、三井物産、ホンダ、住友フィナンシャルグループ、ソフトバンクグループ、第一三共

日経平均(日経平均株価、日経225)の歴史を簡単に解説

日経平均は、1950年にその歴史がスタートしました(指標の算出の対象となったのは1949年の5月からの数値です)。最初は東京証券取引所がこの指数を管理していましたが、1970年に日本経済新聞社がその役割を引き継ぎました。日本の経済バブルがピークに達した1989年12月29日には、日経平均は史上最高値を更新し、39,000円近い価格を記録しています。しかし、2023年11月の時点で、その記録的な高値を再び達成することはありませんでした。それどころか、2000年以降、日経平均は7回も前年比で二桁の下落を経験しています。日経平均は長期にわたって、他の世界の株価指数と異なるパフォーマンスを示し続けてきました。この違いこそ、日本の株価指数がどれだけ大きな価格変動を経験してきたかを物語っています。

以下のチャートは、21世紀における日経平均の歴史とその価格を形成した主要なファンダメンタルズ・イベントを示したものです。

図形, タイムライン  自動的に生成された説明

日経平均(日経平均株価、日経225)に影響を与えるものとは?

日経平均は、その構成する企業の株価の動きによって決まります。日経平均に大きな影響を与える主な要素は、次のとおりです。

  • 為替レート:日本の経済は輸出産業に強く依存しているため、の価値が株価に大きな影響を及ぼします。円の価値が上がると、日本製品の価格競争力が落ち、株価が下がることがあります。逆に、円の価値が下がると、輸出が増えて企業の利益が上がり、株価も上昇する傾向があります。
  • 経済指標:他の指数と同様、経済や政治の動向が株価に直接影響を及ぼすことがあります。株価に対して影響力の高い経済指標の代表例が、米国の非農業部門雇用者数データです。この数値は、日経平均とダウ平均の相互関係を示しています。また、経済の成長が著しい時期や雇用が多い時期には、個人消費が増加し、特定の銘柄を押し上げる可能性があります。
  • 自然災害:地震や津波などの自然災害は、日経平均に大きな影響を与えることがあります。例えば、2011年の東北地方太平洋沖地震と津波は大暴落を引き起こし、その後の日経平均は7%以上下落しました。
  • 中央銀行の政策日本銀行の政策は、日本の企業や消費者の借入コストと支出・消費パターンに影響を与え、企業の収益、ひいては株価に影響を与える可能性があります。

日経平均(日経平均株価、日経225)を取引する理由

  • 流動性:日経225は取引量が多く流動性の高いマーケットです。つまり、トレーダーはほとんどの場合、スリッページを最小限に抑えて注文することができ、狭いスプレッドという恩恵を受けることができます。
  • ボラティリティ:日経平均は、最もボラティリティの高い株価指数の一つとして知られています。経済指標の発表や為替レートの変動など、さまざまな要因によって株価が大きく動くことがあります。
  • 資産間の相関関係:日経平均は、アメリカのダウ平均などの他のマーケットとの関連性を持ちつつ、日本円とは逆の動きをすることが多いです。これにより、ポートフォリオのリスクを分散し、バランスを取ることが可能になります。

日経平均(日経平均株価、日経225)はCFDで簡単に取引できる

日経平均はCFDや投資信託、ETFなどを利用して、指数自体を簡単に取引することができます。CFDとは、証券会社に証拠金を預けて銘柄を取引し、その差金のみを決済する取引方法です。つまり、現物の売買はおこないません。

日経平均を指標とするCFDは、日経平均の価格に連動して動くため、日本でもっとも有名な株価指数を手軽に取引することが可能です。

CFDで日経平均(日経平均株価、日経225)を取引するメリット3選

前述した通り、日経平均はCFDや投資信託、ETFなどを利用して取引することができますが、中でもCFDには大きなメリットがあります。CFDで日経平均を取引するメリットは、主に以下の3つです。

  1. 下げ相場でも利益を狙える
  2. レバレッジが使える
  3. 24時間取引可能

IG証券では「日本225」という銘柄名で、日経平均を取引できるCFDが用意されています。

1. 下げ相場でも利益を狙える

CFDは価格が上昇している時だけでなく、下落している時でも利益を狙うことができます。なぜなら、「買い」だけでなく「売り」でも取引することができるからです。

例えば、投資信託では売り取引をすることはできませんが、CFDであれば簡単に売り取引ができます。一般的に、上げ相場よりも下げ相場の方が値動きは速い傾向があり、下げ相場でも利益を狙えるのはCFDの大きなメリットです。

2. レバレッジが使える

CFDでは投資信託やETFと違って、自由にレバレッジをかけることができます。つまり、少ない資金で大きな利益を狙えるということです。

例えば、IG証券では株価指数CFDを最大10倍のレバレッジで取引することができます。簡単に言えば、口座に1万円資金があれば、10万円分の資産を運用することが可能です。

レバレッジは利益を大きくできる分、損失も大きくなりますが、上手く使うことができれば大きな武器になります。

3. 24時間取引可能

IG証券のCFDであれば、日経平均を24時間取引することができます。つまり、忙しいサラリーマンや主婦の方でも、空いている時間に日経平均を取引することが可能です。

IG証券の「日本225」(日経平均)の取引時間は、日本時間月曜日8時から土曜日7時までとなっています(英国夏時間はマイナス1時間)。株式市場が閉じている時間帯でも問題は無く、24時間日経平均を取引することができます、

CFDで日経平均(日経平均株価、日経225)を取引するデメリット3選

CFDには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。主なデメリットは、以下の3つです。

  1. ロスカットが発生することがある
  2. NISAが使えない
  3. 元本以上の損失が出る可能性がある

以下、順に解説していきます。

1. ロスカットが発生することがある

CFDはレバレッジをかけている場合、ロスカットが発生することがあります。投資信託やETFではロスカットが発生することは無いため、これはCFDのデメリットがと言えるでしょう。

例えば、IG証券の株価指数CFDでは、証拠金有効残高が維持証拠金額の75%以下となった時点、または毎営業日の午前11時にレバレッジ銘柄の証拠金有効残高が維持証拠金額の100%未満であった場合、この比率が100%を上回るまで、「予約注文の取り消し」および「保有ポジションの強制ロスカット」が執行されます。

CFDではロスカットが起こらないように、レバレッジをコントロールすることが重要です。

2. NISAに対応していない

CFDでは、非課税口座であるNISAが使えません。NISAは利益に対する税金が掛からないという制度ですが、CFDの場合は利益に対して20.315%の税金が掛かってしまいます。

そのため、NISAの枠を使いたい場合には、投資信託やETFがおすすめです。

3. 元本以上の損失が出る可能性がある

CFDは元本以上の損失が出る可能性が、わずかながらですがあります。なぜなら、レバレッジをかけていると相場が急騰または急落した場合、ロスカットが間に合わないで損失が急拡大してしまうことがあるからです。

例えば、口座資金が10万円しかないのに、11万円の損失が発生するようなことがあり得ます。とはいえ、元本以上の損失が出るような急騰や急落は数年に一度起こるか起こらないかであり、通常はあまり心配しなくても大丈夫です。

日経平均(日経平均株価、日経225)に関するFAQ

この項目では、日経平均に関する知っておきたいことや注意しておきたいことをまとめてご紹介していきます。

  1. 日経平均が下がるとどうなる?経済への影響は?
  2. 日経平均が上がるとどうなる?経済への影響は?
  3. 初心者でもできる日経平均の見方は?
  4. 日経平均は高い方がいいですか?
  5. 日経平均は何株あたりから取引できますか?
  6. 日経平均は銘柄が変わるため意味がないのではないですか?
  7. 日経平均が上がると円安になるのですか?
  8. 日経平均が上がるとドル円はどうなりますか?
  9. 日経平均が上がる理由はどのようなものがありますか?
  10. 日経平均株価と景気の関係は?

日経平均が下がるとどうなる?経済への影響は?

日経平均が下がると、以下のような経済への影響が考えられます。

  • 投資家の間でリスク回避の傾向が強まる
  • 株価の下落によって企業の資産価値が減少し、資産を担保にした融資が難しくなり、利益や業績が悪化する
  • 株価の下落が消費者の資産や心理に悪影響を与え、消費支出が減少する
  • 株価の急落が金融市場を不安定にし、信用の収縮や金融危機を引き起こす
  • 不確実性の高まりで企業の姿勢が慎重になり、設備投資が減少する

日経平均が上がるとどうなる?経済への影響は?

日経平均が上がると、以下のような経済への影響が考えられます。

  • 投資家の間でリスク選好の傾向が強まる
  • 株価の上昇によって企業の資産価値が増加し、資産を担保にした融資が受けやすくなり、利益や業績が増加する
  • 株価の上昇が消費者の資産や心理に良い影響を与え、消費支出が増加する
  • 不確実性が低くなることで企業の姿勢が積極的になり、設備投資が増加する

初心者でもできる日経平均の見方は?

基本的に、「日経平均が上がっている=多くの企業の株価が値上りしている」、「日経平均が下がっている=多くの企業の株価が値下りしている」という見方ができます。そのため、株式市場全体の大まかな値動きを把握するのに活用するとよいでしょう。

日経平均は高い方がいいですか?

日経平均が高いということは、基本的には日本株が上昇トレンドにあることを意味し、さらなる株価上昇に期待して買いポジションを取りやすいと言えます。しかし、日経平均に採用されていない銘柄に資金が入らず、株価が上昇しないということもあり得るため、状況をよく確認することが大切です。

日経平均は何株あたりから取引できますか?

IG証券のCFD取引では、日経平均を0.1ロット(10株)から取引することができます。

日経平均は銘柄が変わるため意味がないのではないですか?

日経平均はどんどん銘柄が変わっていく指数であり、バブル期のときに組み込まれた銘柄はすでに3分の2ほどが入れ替わっています。ただし、基本的に株価の上昇は将来を前向きに考えている投資家が多いというサインであり、投資を考える上で参考になるはずです。

日経平均が上がると円安になるのですか?

日経平均が上がると円安になるのではなく、円安になると日経平均が上がりやすくなります。なぜなら、日本は輸出企業が多く、為替が円安になると企業の輸出が増えて利益が上がり、株価も上がる傾向があるからです。

日経平均が上がるとドル円はどうなりますか?

理論的には、日本の代表的な株価指数である日経平均が上昇する場合、ファンダメンタルズ面で評価が高まることで、日本の通貨である円も買われることになります。とはいえ、実際は前述した通り、円安になると日経平均が上がり、円高になると日経平均が下がるという傾向が強いです。

日経平均が上がる理由はどのようなものがありますか?

日経平均が上がる理由には、以下のようなものがあります。

  • 景気が良く、会社の業績アップが期待できる
  • 米国株や欧州株が上昇している
  • 新政権に対する期待感
  • 金融緩和や財政政策の実施
  • 円安が進行している

日経平均株価と景気の関係は?

一般的に、好景気になれば企業業績が良くなるため日経平均は上がり、不景気になれば企業業績が悪くなり日経平均も下がります。

日経平均(日経平均株価、日経225)に関するさらなる情報

株価、為替レート、商品価格などのさまざまなデータを確認できるチャートを使って、リアルタイムで日経平均をチェックしましょう。また、最新のニュースや分析レポートもご利用いただけます。当社のアナリストが書いた記事には、日経平均やその構成銘柄についての詳細な分析が含まれており、取引戦略に有益な情報を提供します。主要な株価指数の動きと取引の仕方に関する情報も、ぜひご一読ください。

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