※2024年5月8日11時14分更新
ここ数日、大豆価格は急上昇しているが、重要なレジスタンスに近づきつつあり、長期的な下落トレンドの再開が近いかもしれないと見ている。
ストップロスを重要なレジスタンスゾーンの上である1,328に置き、下値目標(リミット)は1,150として大豆先物期近物をショートにしたい。
前回のトレード結果:NYダウは継続、DAX40は含み益
4月22日にダウ工業株30種平均株価を38,000近辺でエントリーし、買い(ロング)を入れた。それ以来、指数はエントリー時よりさらに高い水準に移動させたストップロスに接近しているが、今のところまだ超えてはいない。そのため、このトレードは継続している。
このトレードポジションをまだ保有しているなら、慎重を期してストップロスをエントリーレベルまで引き上げ、損失が出ないようにしておくことをお勧めする。とはいえ、トレンドは友達なので、少なくとも短期では上昇に転じるように見え、さらなる上値余地があると思われる。
NYダウ 日足チャート
資料:IGTV
独DAX40指数についても先週29日、同じように強気トレンドを見越して買いを入れた。18,148でエントリーした。当初はストップロス水準近辺まで下落したが、その後反発し、今は含み益が出ている。指数はさらに上げ幅を拡大しており、以前の高値水準を突破したが、ここはまずストップロス水準をエントリーレベルに引き上げ、損失のないトレードとしておきたい。もしくはストップロスは以前設定した4月25日の安値のままとして、ストップロスの幅を大きく取っておくこともできる。
DAX40 日足チャート
資料:IGTV
今週のトレード機会:大豆先物のショート、下降トレンド再開を予想
今週は、ダウ平均とDAX40のように互いに関連性のあった株価指数とはまったく異なる資産である大豆先物にスポットを当てたい。大豆価格は短期的に上昇しているが、このトレンドに逆らうショートトレードを提案したい。なぜなら、長期的には下降トレンドを描いており、今後も価格は下落すると予想しているからである。下落に転じるきっかけとしては、大豆期近物が昨年6月からの主要なレジスタンスである1,257―1,308に接近しているのに加え、今年1月の高値が目前に迫っているためである。現在の価格水準である1,247近辺でエントリーし、ストップロスは昨年12月後半の高値1,327、下値目標は1,150に設定したい。
大豆先物 日足チャート
資料:IGTV