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S&P500見通し:JPモルガンが語る。決算発表の幕が切って落とされた

S&P500見通し:JPモルガンが語る。決算発表の幕が切って落とされた

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

JPモルガン、ウェルズファーゴといった大手金融機関が決算を発表し、米国第3四半期企業決算が本格的に開始した。17日にはゴールドマン・サックス、18日にはテスラ、ネットフリックスが決算を発表する。このような中、S&P500指数の今後の見通しとは

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サマリー

  • 米国企業決算が開始
  • 13日発表のJPモルガン、ウェルズファーゴは金利収入が貢献
  • S&P500指数の今後の見通し

米国企業決算が開始

米国企業の第3四半期の企業決算が本格開始した。13日は、JPモルガンやウェルズファーゴといった大手金融機関が決算を発表した。17日にはゴールドマン・サックス、18日にはテスラ、ネットフリックス、といった注目企業が決算を発表する。

 

JPモルガンの決算は米国金利上昇とファーストリパブリックバンク買収が好決算に繋がった。第3四半期の純金利収入は過去最高となった。ただし、ダイモンCEOはウクライナや中東での戦争激化に対して懸念を示し、「この数十年で最も危険な時期かもしれない」と指摘した。

 

ウェルズファーゴも金利上昇を受けた純金利収入が事前の予想を上回り、好決算を発表した。13日に決算を発表したその他の企業も第3四半期の一株当たり利益および収益(売上高)は、概ね事前の市場予想を上回る好決算を発表した。米国企業の第3四半期の決算は良好なスタートを切った。

 

米国企業の好決算はS&P500をはじめとした米国株のサポート要因である一方、中東情勢や高止まりする米国金利の動向は重荷になっている。詳しくみてみたい。

13日発表主要企業決算(一株当たり利益と収益(売上高))

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資料:DailyFX.com企業決算カレンダー。青字は事前の予想を上回ったことを示し、赤字は下回ったことを示す。

 

S&P500指数の見通し

S&P500 混合
データ提供:
の顧客はネットロングです。 の顧客はネットショートです。
変動 ロング ショート 建玉
日次 2% -2% -1%
週次 -7% 7% 2%
プライスアクションとの関連性
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S&P500指数は、下落トレンドからの転換を示唆する「はらみ足」パターンが示現後、上昇していたものの、中東情勢の緊迫化や米国金利の高止まりを受けて再度下落している。5月4日から7月27日にかけてのS&P500の値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント38.2%水準4,394レベルを上方ブレイクすることに失敗し、S&P500の上値が重いことを投資家に印象付けている。一方、MACDラインはシグナルラインを上回っており、S&P500の上昇圧力が残存していることを示唆しており、テクニカル面では中立である。

 

テクニカル面で中立の中、米国企業決算動向はサポート材料である一方、高止まりする米国金利や緊迫化する中東情勢は投資家センチメントの悪化要因であることから、S&P500は上下双方に動く展開を想定したい。

 

S&P500が上昇した局面では、フィボナッチ38.2%水準4,394レベルを上方ブレイクできるかに注目。上方ブレイクに成功した場合、S&P500が7月27日高値を起点とした右肩下がりのレジスタンスラインへの上昇が視野に入る。レジスタンスラインの上方ブレイクに成功すると、S&P500の下落トレンドが終了、上昇トレンドに転換した可能性が高まる。

 

一方、S&P500が下落した局面では、フィボナッチ61.8%水準4,262レベルでサポートされるかに注目。下方ブレイクすると、S&P500の下落圧力が一段と強まることを見込む。

S&P500日足チャート

A screen shot of a graph  Description automatically generated

資料:Trading View

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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