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英ポンド相場見通し|2023年第1四半期のファンダメンタルズ分析

英ポンド相場見通し|2023年第1四半期のファンダメンタルズ分析

ニック・コーリー, シニアストラテジスト

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ファンダメンタルズ分析による2023年第1四半期のポンドドル相場見通し

ポンドドル相場見通し:金利、成長率、インフレ率に注目

英ポンドは2022年第4四半期、対米ドルで堅調に推移したが、これは過去の英国政府による政策の影響がマーケットから取り除かれたためである。しかし、現在の英ポンドの水準を押し上げるためには国内での行動が必要になり、英国政府による経済成長の押し上げとインフレの抑制に向けたより一層の措置が取られない限り、今後数ヶ月間でさらに上昇することは難しい可能性がある。

ポンドドル 日足チャート

出所:TradingView

現在の財務相であるジェレミー・ハント氏は、前任者と同様にインフレ高止まりと経済成長の停滞など、多くの問題に直面している。さらに、雇用市場の低迷、依然として不安定な政治情勢、英国全土で頻発するストライキなどを踏まえると、今後数カ月間において英国政府の問題は山積みである。これまでのところ、マーケットは英国政府の影響が反映されており、英ポンドと英国債はそれに応じてパフォーマンスを上げている。ただし、金融市場は寛容ではないため、首相と財務相のどちらかにでも政策方針の迷いが見られた場合、英ポンドは下落し、英国の借入コストが再び上昇する可能性がある。

英国10年国債利回り 日足チャート

出所:TradingView

ONS(英国国家統計局)の最新データによると、英国の物価圧力は緩和し始めているものの、そのペース自体は比較的遅いとのことである。英国の総合インフレ率(年率)は、10月の11.1%(約40年ぶりの高水準)から10.7%に低下し、コアインフレ率は6.5%から6.3%に低下した。どちらの低下も政府には喜ばしいだろうが、水準は依然として高すぎて消費者を圧迫し続けている。インフレ率は今後の数四半期にわたって徐々に低下すると英中央銀行は予測しているが、2%という目標値は達成されないだろうと示唆されている。

英中央銀行 政策金利チャート

出所:TradingEconomics

英中央銀行はインフレ抑制に向けて利上げを継続しているが、経済成長の停滞とインフレのジレンマを解決する手段については、MPC(金融政策委員会)の委員が異なる見解を示している。最近の利上げについては、0.5%引き上げて3.5%となり、賛成6・反対3で可決された。2人は政策金利を3%に維持することを支持し、1人は0.75%引き上げた3.75%を支持した。英国の経済成長は今後数四半期でさらに減速すると予測されており、MPCの意見の分かれが目立っていることから、2023年まで利上げを実施する余地が残されていない可能性がある。MPCは最近の政策決定で、「英国の見通しにはかなりの不確実性がある」と強調しており、首相は英中央銀行の意見を注意深く取り入れなければならないだろう。

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