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第3四半期入りし、S&P500、ナスダックはサポートをかろうじて維持:為替はトーンに温度差

第3四半期入りし、S&P500、ナスダックはサポートをかろうじて維持:為替はトーンに温度差

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このページの内容

S&P500、ナスダック、為替 - トーキングポイント

  • 本稿では、第3四半期を迎えるにあたり、為替と株式についてトップダウンで考察していく
  • 米ドルは19年ぶりの高値を更新し、第3四半期の早いスタートを切った一方、株式は、次の押し下げ要因になると筆者が予想する決算シーズンの開始を控え、さらなる反落の可能性がある
  • 本稿の分析は、プライスアクション(値動きの分析)とチャートパターンに依拠しています。これらについてもっと知りたい方は、DailyFX Educationの学習コンテンツをご覧ください
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第3四半期に入って初めてのウェビナー(インターネット上で配信するセミナー)が終わり、このような環境下では、一歩下がってトップダウン形式で市場のテーマを見てみるのは良い機会だと考えている。

市場には、依然として注目される主要なテーマが多くある。株価は今年上半期、ある基準からすれば歴史的な荒れ方をし、第3四半期に入ると、状況はさらに悪化していくように見える。筆者は今期も米国株式を「弱気」の投資判断としたが、上半期のようにタイミングが悪いわけではない。

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第2四半期の米株式相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ決定後に2週間にわたって高騰し、上値抵抗線まで値を戻した。しかし、今期は株価が足踏みしているような状態で、現在のレジスタンス(上値抵抗線)の水準はまだ売りにとって魅力的とは言えない。この状況からは、株価の短期的な反落の可能性も視野に入れるべきだろう。下記のチャートで、ナスダック100指数でそのような可能性を示してみたのでご覧いただきたい。

一方、為替の方はというと、米ドルがすでに19年ぶりの高値を更新し、第3四半期は幸先の良いスタートを切った。このテーマについては、本日、米ドルのプライスアクションについての記事で取り上げたが、米ドルはその後、1985-2008年の大きな動きの38.2%リトレースメントである106.61円が新たな上値抵抗線として視野に入ってきている。

米ドル 月足チャート

us dollar monthly price chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

第3四半期の為替市場において大きな疑問が残るのが、ユーロである。

先週金曜日に発表されたユーロ圏のインフレ率はまたもや8%を上回った。欧州中央銀行(ECB)は7月に25bpsの政策金利引き上げを約束しただけで、現時点ではこの問題にはかなり無頓着なように見える。このままでは埒(らち)が明かない。ECBがこの問題にあまり意欲的でない姿勢が明らかになるにつれ、ユーロは対米ドルで底値を割り込む展開となっている。

米ドルが高値を更新する一方で、ユーロは今朝、19年ぶりの安値を付けた。ECB が姿勢を変えなければ、ユーロ/米ドルはパリティ(等価)水準をまもなく現実のものとするだろう。

しかし、おそらく為替の動きよりも重要なのは、欧州圏の経済見通しにさらに暗い影を投げ掛ける恐れがある点であろう。ユーロの下落は欧州大陸にさらなるインフレをもたらすだけであり、インフレはウクライナとロシアの間で続く緊張によってももたらされ、欧州には本当にネガティブで脅威的なシナリオがあり得る。

特にインフレ脱却が欧州金融市場に崩壊的な状況をもたらした場合、緊密な貿易相手国である米国に助けを求めるだろうと思われる。

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ユーロ/米ドル 月足チャート

eurusd price chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

英ポンド/米ドル

ウェビナーでは、非常に短期的な視点で、基本的に(英ポンドの)反発を想定して、下値圏での高値レジスタンスがどの水準で始まるかを探った。

1.2000-1.2021の領域は、このようなアプローチに適したエリアであり、1.1968の短期レジスタンスを意識することにより、心理的に重要な水準である1.2000に向けての上昇も視野に入ってくる。

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英ポンド/米ドル 2時間足チャート

gbpusd price chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

米ドル/円

第3四半期に入っても米ドルは円に対し、上昇基調を継続している。日本の国債市場において日銀がハト派姿勢を維持できるかどうかについては疑問が残るが、現時点では、日銀が政策転換する兆候はまだ見られない。

米ドル/円は、これまで同様、134.48-135.00エリアのサポートを維持しており、より短期的な支持線も出てきている。

注目すべきは、個人トレーダーがまだ買い持ちを増やそうとしていることで、IGCSの調査では、買い持ち(ロング)しているトレーダー全員に対して、およそ3人のトレーダーが売り持ち(ショート)となっている。

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米ドル/円 4時間足チャート

usdjpy price chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

株式

前述したように、筆者は第3四半期における米国株の投資判断を「弱気」に設定した。この投資判断は2四半期連続で、米ドル買いに焦点を当てた第1四半期と、現時点で本当に関連するテーマのように感じている。

株式は、すでに大きく売られてしまったため、現時点では厳しい状況にある。悲観論はかなり織り込まれてはいるものの、利上げが落ち着くという「希望」を背景に短期的に上昇した先週の動きからは、市場にはまだ「押し目買い」の心理が大きく残っており、まだその流れが終わっていないことがうかがえる。

また、ナスダックのように昨年11月の高値からすでに3分の1も下落しているような場合、何か新たにネガティブなことが起こるまで、弱気判断が正しいことを裏付けるのは難しいだろう。第3四半期は、決算シーズンが株価に痛みをもたらす可能性があると見ている。決算シーズンは数週間後に控えている。7月末までにはこのシナリオが現実となり、それがまた株価を押し下げる要因になると予想している。

現時点では、金利が上昇し、米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派的な姿勢を示す中での発表となる企業決算をすべて確認したわけではないし、FRBの政策転換が決算報告書に与える影響もまだ見ていない。第3四半期に見えてくることであるが、これも目先の株価下落リスクだと考えている。

ナスダック100指数では、下向きウェッジが示現しているため、反発の可能性がある。このフォーメーションのレジスタンスは11,964付近にあり、ここで買いが優勢となれば、12,175に向かう動きも否定はできないだろう。さらに、12,585近辺にあるレジスタンスを上抜ければ、12,894-13,050エリアに主要ゾーンが出現し、これを突破すると、弱気トレンドに疑問符がつくことになる。

ナスダック100 日足チャート

Nasdaq daily chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

ただ一歩下がってみると、弱気をもたらす要因が鮮明に見えてくる。11,700の上値抵抗ポイントは、パンデミック(感染症の世界的大流行)がもたらした相場下落の50%となる重要なポイントだ。仮に、この下向きウェッジを埋めて反発したとしても、12,897-13,050ゾーンを下回る水準にとどまるようであれば、このチャートが弱気トレンドを示すことに変わりはないだろう。

大きな問題は、底をつくタイミングである。この指数は今年前半に大きく動き、その動きをもたらした主な原動力はまだ残っているため、底値を付けたという確証はまだない。

ナスダック100 週足チャート

Nasdaq weekly chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

S&P 500

S&P500種株価指数は、3800レベル付近のおなじみのゾーンが、依然として短期的な上値抵抗水準となっている。このゾーンには、3802、3813、3830の3つの異なるフィボナッチ・リトレースメントの水準が含まれている。このゾーンは、5月に下値サポートとして機能した後、6月上旬に上値レジスタンスとして意識された。現時点では、再び上値抵抗線となっているが、ナスダックの項で述べたように、まだやや売られすぎの感があり、特に新しい四半期に入ったということで、反発の余地があると見ている。

現時点では、下値サポートは3660のフィボナッチレベルで維持されており、上値レジスタンスは心理的に重要な水準である4000付近まで拡大する可能性がある。

筆者のチャートでは、次の主要なサポートゾーンは3500の水準(下図の緑色部分)であり、それに続くのが3200前後のゾーンである。この後者のゾーンは、第3四半期に格別に大きな変動がない限り、第4四半期に視野に入ってくるものと思われる。

S&P 500 週足チャート

SPX weekly chart

資料: Tradingview、チャート作成は弊社ジェームズ・スタンレー

--- DailyFX.comシニア・ストラテジスト、ジェームズ・スタンレー著

スタンレー氏に連絡するには、Twitter で@JStanleyFXまでお願いいたします。

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