スイス国立銀行（SNB）政策金利スイスの金利の現状と推移

スイス国立銀行（SNB）はスイスの金融政策の最高意思決定機関であり、SNB政策金利として知られている同国の金利を定めています。一般的にはSNB政策金利の引き下げが実施されるとスイスフランの押し下げ要因となりますので、結果としてユーロ／スイスフラン為替レートの上昇につながります。スイスフランは、2015年1月15日まで１ユーロ＝1.2スイスフランにペッグされていましたので、ユーロとの通貨ペアはSNBにとって非常に重要なものでした。ペッグ制の解除後はスイスフラン価格が大きく変動し、FXマーケットに大きなボラティリティが生じました。