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ドル/円は9日続伸、RSIは買われ過ぎの領域へ

ドル/円は9日続伸、RSIは買われ過ぎの領域へ

David Song, ストラテジスト

円相場 - トーキングポイント

17日のニューヨーク外国為替市場でドル/円は2011年4月以来最大となる9日続伸となり、相対力指数(RSI)が再び買われ過ぎの領域に達する中、今後数日間、上昇し続ける可能性がある。

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ドル/円は上昇し、RSIは買われ過ぎの領域へ

米国債利回りが今月、年初来高値を更新した動きに伴い、ドル/円は堅調に推移し、1998年8月の高値(147.67)を突破している。RSIが70を上回る水準を維持していることから、ドル/円は今後数日間、高値と安値の切り上げを継続する可能性がある。

強い内容となった9月の米消費者物価指数(CPI)は、記録的に高水準なインフレが続くことを示唆している。9月に開催された米連邦準備制度理事会(FOMC)の議事要旨には、「金融引き締めが甘すぎるのと厳しすぎるのでは、前者の方がコストが高くなる」とあり、米連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレ抑制策をこれまで通り続けるように思われる。そのような環境下で、ドル/円は1990年8月(151.65)を試す可能性がある。

インフレの高止まりが続いていることから、FRBは積極的な金融引き締め策を実施せざるを得ない状況であり、ドル/円は、上昇している50日単純移動平均線(SMA 、141.66)に沿って推移するかもしれない。FOMC参加者の経済・金利見通し(SEP)では制限的な政策に積極的な姿勢が示されており、FRBは11月2日に開催される次回FOMC会合で政策金利を75ベーシスポイント引き上げるかもしれない。

それまでは、黒田東彦日銀総裁らが超低金利政策から政策を変更することに消極的なため、FRBと日銀の政策の違いもドル/円を押し上げる一因となるだろう。一方で、トレーダーは今年の大半をネットショート(ドルを売り持ち)にしていることから、センチメントの変化はなさそうである。

IGクライアントセンチメント(IGCS)によると、ドル/円をネットロング(ドルを買い持ち)にしているトレーダーは現在18.55%のみで、ショートとロングの比率は4.39対1となっている。

ネットロングのトレーダー数は昨日より15.15%多く、先週より7.64%少ない。一方、ネットショートのトレーダー数は昨日より4.99%、先週より10.71%それぞれ多くなっている。ネットロングのポジションは、ドル/円が年初来高値(149.09)を更新する局面で、減少した。ネットロングのトレーダーは現在18.55%なのに対し、先週は22.67%だったことから、ネットショートポジションの増加は、群集行動に拍車をかけている。

とはいえ、ドル/円は、先週から高値と安値を切り上げ続けており、今後数日間は上昇を続ける可能性がある。、RSIは再び買われ過ぎの領域に達しており、1990年8月の高値(151.65)を試す展開となるかもしれない。

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推薦者: David Song

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ドル/円 日足チャート

資料:Trading View

  • ドル/円は、1998年8月の高値(147.67)を突破した後、年初来高値を更新し続けており、9日続伸となっている。これにより、RSI(相対力指数)は70を上回っている
  • ドル/円は、RSIが買われ過ぎの領域にある限り、高値と安値の切り上げが続く可能性があり、150.00(リトレースメント38.2%)を終値で上抜けると、1990年8月の高値(151.65)が視野に入ってくる
  • 次の注目エリアは1990年7月の高値(152.25)付近だが、150.00 (リトレースメント38.2%)を突破できず、RSIが70以下になると、ドル/円は目先反落し、1998年8月の高値(147.67)を下回ると、144.10 (エクスパンション100%) エリアが再び意識されるだろう

トレード戦略とリスク管理

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推薦者: David Song

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--- DailyFX.com 為替ストラテジスト デイビッド・ソン著

ソン氏に連絡するには、Twitter で@DavidJSongまでお願いいたします。

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