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米ドル円見通し:植田日銀が始動

米ドル円見通し:植田日銀が始動

Tetsuya Kimata, ストラテジスト

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このページの内容

※2023年4月10日9時2分更新。

植田日銀総裁、日本銀行、USD/JPY―トーキングポイント

  • 植田総裁は本日会見を実施、今後の金融政策のヒントが得られるか
  • 今月27,28日には初会合を実施
  • ドル円の地合いは弱いものの、下値は130円ちょうどを見込む
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米国景気に安心感を与えた米国雇用統計

本日は引き続き主要海外市場が休場であり、金融市場は動意に乏しい展開になりそうだ。先週金曜日公表の米国雇用統計では、平均時給の前年比は市場予想を下回ったものの、前月比や非農業部門雇用者数の伸びは概ね市場予想通りとなった。また、失業率は3.5%に低下、労働参加率は62.6%に上昇した。雇用統計発表前までは市場予想を下回る米国経済指標が相次いで発表されており、米国の景気減速懸念が急速に高まっていたが、雇用統計の結果は米国の労働市場が底堅く推移していることを示した。雇用統計の結果を受け、5月会合での利上げ確率が高まっている。今週は米国インフレ率等重要指標が発表され、市場の変動要因になろう(「日本株・商品・為替見通し:来週の注目点」参照)。

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資料:CMEのFedWatch ツールよりDailyFX.comが作成

植田日本銀行総裁が就任

植田日銀が始動する。本日岸田首相と面会し、その後既に副総裁に就任している氷見野・内田両副総裁とともに本日会見に臨む予定である。

本日の会見では前任の黒田氏が実施してきた大規模な金融緩和策を当面続ける意向を表明し、市場への影響は限定的なものに留まると予想される。ただし、国債市場の流動性等、副作用が懸念されているイールドカーブコントール政策(YCC)の修正やその他の金融政策の方向についてヒントが得られる可能性もあり注目したい。4月27、28日には初の金融政策決定会合を開催するが、今後の米ドル円の見通しは?

米ドル/日本円の見通し:円高

MACD(移動平均収束拡散手法)ラインはほぼ横ばい、RSI(相対力指数)も50前後での推移となっており、明確なトレンドは出ていない。一目均衡表では、弱気の三役逆転が成立しており、ドル円の地合いはやや弱いと見る。また、植田日銀による金融政策修正に対する思惑は円高要因となろう。ただし、130円ちょうど~130円50銭に位置するサポートラインが強固に機能しており、ドル円の下値余地は限定的であろう。また、先週末の米国雇用統計で米国労働市場の底堅さが確認され、経済指標悪化による米国金利低下、ドル安円高も見込みづらく、ドル円の下落目途は130円ちょうどとする。

米ドル/日本円の日足チャート

Chart, histogram  Description automatically generated

出所:Trading View

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--- DailyFX Japan著

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