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20の戦略チェックリストに当てはまるトレードはほとんどない | 2022年のトレードの教訓

20の戦略チェックリストに当てはまるトレードはほとんどない | 2022年のトレードの教訓

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私はもともと、より定量的でリスクを嫌うタイプである。この性格は、確率的な観点から状況やセットアップを評価するなど、マーケットにアプローチする際に役立つ。自分の分析がうまくいかない可能性があることを認識した上で、トレードの全体像、特にエントリーに必要な確信とシナリオが実現しなかった場合の現実的な出口について、事前に時間をかけて熟考する。しかし、リスクを減らすために綿密な計画を立てると、こうした性格の弊害が出ることもある。

マーケットに投資したり、トレードしようとしたりする場合、優れたプランが絶対に必要である。しかし、最も複雑な、あるいは最も実績のある戦略を採用しても、現実的に軽減できるリスクには限度がある。マーケットは多くの場合、不定形で不合理なように見えることがある。私が「ように見える」という理由は、大衆が関連性があると考える多くの競合するテーマや見解から生じる最優先事項が、最終的にマーケットの取るべき道に反映されるからである。そのため、マーケットの方向性をすべて把握することは不可能である。しかし、私は自分の分析的な頭脳がそれをおこなおうとしていることに気づいた。

可能な限り低いリスクプロファイルを実現するために、強迫神経症のような努力におちいっていたことを十分に理解することなく、私は自分の分析と選択にルールを追加し、マーケットの状況に対する新しい視点と側面を網羅するようにしていたのである。私のプロセスには、魅力的であると判断できる正確な20の基準は含まれていなかったかもしれないが、完全に書き出さずとも一貫して適用していたルールがあり、それに非常に近かったことだろう。もしあなたが、ある機会に投資する前に満たすべき、一般的に他とまったく別な分析による20の異なる条件を挙げたとしたら、実際にその全てに当てはまるのはいくつだと思うか?私のように多くのマーケットを網羅している者でさえ、ほとんどないだろう。

自信を持って取引できるようになるために
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さて、この一年、マーケットに飛び込む前に、自分の基準(リストアップされているかどうかに関わらず)を一つ一つ確認する必要はなかったが、一般的な不確実性にともなう必要なリスクを戦略の信頼性に任せて安心していたことは明らかである。戦略に頼ることは、純粋な裁量で動くよりも良いことだが(ルールが自然に身につくほど経験を積んでいる場合は別として)、どのポジションでも損をするというリスクが常に存在することを受け入れることが重要である。この認識がないと、多くの人が実現不可能な完璧な戦略を追い求めて、優れた戦略を壊し続けることになる。

私はトレードを始めてから22年目を迎え、(私自身の分析的なアプローチにもとづき)ある基礎的な重要事項へのアプローチを固めているところである。私は、マーケットの環境、ファンダメンタルズ、テクニカルという3つの主要な基準を通じて、トレードをおこなっている。この3つが全て支持されなければ、私はそのポジションを検討することはない。多くの人にとって「市況」は単に無視されるか、他の分析手法に組み込まれているが、一般的な流動性、ボラティリティ、相関性などを考慮し、より「普通の」分析手法よりも優先させることができる。たとえば、ボラティリティが非常に低く、(休日のように)流動性が低下する可能性が高い場合、かなりのレンジを網羅することが予想される数週間のスイングトレードに飛びつきたいとは思わない。

背景となるマーケットの状況を評価した後、私は実現可能と思われる時間軸にしたがってファンダメンタルズとテクニカルを処理する。マーケットが(参加者や活動レベルで)全般的に静かな場合は、短期的な視点で、私が考えている時間帯に予定されているイベントリスクを重視し、テクニカル的な障壁(トレンドライン、チャートパターン、指標など)をより重視する。また、マーケットの動きが活発な場合は、ブレイクとトレンドにテクニカル的な焦点を当てながら、体系的なテーマ(経済予測、金利のトレンドなど)に焦点を当てることになる。

このような広範な戦略の構成要素については、状況や自分の経験、志向によって、様々なニュアンスのルールを適用できる可能性があるし、私もいずれ、リスク軽減の必要性や戦略を立てることへの志向がこちらに傾いていくことは分かっている。しかし、私は今後、核となる概念とマーケットに集中し、分析できない不確実性を受け入れる努力をするつもりである。

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