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景気後退リスクがくすぶる中、ドルは底堅い。ドルはさらに上昇するか?

景気後退リスクがくすぶる中、ドルは底堅い。ドルはさらに上昇するか?

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ドル、米ドル指数、米国債利回り、原油、豪ドル/米ドル、GDP - トーキングポイント

  • ドルは底堅く推移し、7日はプラス圏でもみ合っている
  • 来年の経済成長に対する不安の声が高まっているようだ
  • 中国の経済活動が再開されたら、米ドル指数の流れは変わるか?
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7日のドル相場は底堅さを維持している。市場は2023年の民間ビジネスの見通しを再評価しているように見える。

米国株式相場は、ナスダックが前日比2%安となるなど、下落して取引を終えた。複数の米銀大手幹部が先行き景気について警戒感を示したと複数のメディアが伝え、リスク選好度が低下したことが一因と見られている。

金融業界の重鎮であるゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン会長兼最高経営責任者(CEO)、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン会長兼CEOを中心とした米銀大手幹部による発言である。両氏とも、2023年に景気後退に陥ると見ていると述べた。

10月の米貿易赤字は782億ドルと、予想よりも赤字幅はやや小さかった。ただ、赤字幅は9月の732億ドルから拡大しており、主にドル高の影響とされている。

米国債利回りは、イールドカーブ全体でわずかに低下したが、長期債利回りの低下がより顕著だった。ただ、米2年債と10年債の利回り格差は逆イールド状態が続いており、きょう7日は一時、マイナス0.838%に達した。逆イールドは、歴史的に景気後退の前兆とされている。

中国がゼロコロナ政策を緩和する意向を示したにもかかわらず、アジア太平洋地域(APAC)の株式は全体的にかなり軟調だった。中国政府は陽性者の自宅隔離と検査要件の緩和を認めると報じられている。

オーストラリアの2022年7-9月期における国内総生産(GDP)は前期比0.7%増と、予想(同0.6%増)、前期(0.9%増)を共に下回り、豪ドルはこれまでの上昇を維持することはできなかった。前年同期比のGDP伸び率も5.9%と、予想(6.3%)を下回り、前期4-6月期の伸び率は3.6%から3.2%に下方修正された。

原油価格はドル高の影響を受けて下落圧力が強まっており、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物は74ドル近くまで下落し、ブレント原油先物は79.50ドルを割り込んでいる。

きょう7日はユーロ圏のGDPが発表された後、カナダ銀行(中央銀行)が政策金利を発表する。ブルームバーグのエコノミスト調査では、カナダ中銀が50ベーシスポイント引き上げ、政策金利を4.25%とすると見られている。

経済指標カレンダー全体はこちらでご覧いただけます。

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米ドル指数 対 ナスダック、米2年-10年債利回り差、米10年債利回り

資料:TradingView

--- DailyFX.com ストラテジスト ダニエル・マッカーシー著

マッカーシー氏に連絡するには、Twitter で @DanMcCathyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。