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円相場見通し:米CPI発表後に対ドルで円高進行、焦点は英中銀の金利発表

円相場見通し:米CPI発表後に対ドルで円高進行、焦点は英中銀の金利発表

このページの内容

※2023年5月11日11時58分更新

円、ドル/円、米CPI、英中銀 – トーキングポイント

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推薦者: Daniel Dubrovsky
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米CPI発表後に円が上昇

10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は、主要通貨の中で最もパフォーマンスが良く、ドル/円は約0.7%沈んだ。これは、同ペアにとってこの1週間で最悪の下落率となった。何が起こったのかを詳しく見ていきたい。

市場では、10日に発表された最新の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まった。4月のCPI総合指数の伸び率は前年同月比4.9%と、予想中央値の5.0%をわずかに下回った。これは米連邦準備制度理事会(FRB)にとって歓迎すべきことだが、変動の激しい食品とエネルギー価格を除いたコア指数は前年同月比5.5%上昇と、予想と一致。3月の5.6%からわずかに低下した。

コア価格指数の伸び率は2ヵ月連続で、総合指数のそれを上回った。これは、基本的な物価圧力が依然として強いことを示している。10日の取引終了時には、市場はFRBが今年後半に利下げに動くとの見方をわずかに強めた。そのため、米国債利回りはイールドカーブ全体で低下した。

そこで注目されるのが円相場である。日銀は大規模緩和政策を維持している(軌道修正する兆しはほとんどない)ため、円相場はほとんどの場合、主に外部要因によって値動きが左右される。他の中央銀行(この場合、FRB)がタカ派からハト派に転じると予想される場合、円は海外でのキャッシュリターン減少の恩恵を受ける可能性がある。

この点を念頭に置き、円相場にとって次の重要なイベントリスクとなりそうなのが、今夜(日本時間20時)予定されているイングランド銀行(BOE、中央銀行)による金融政策発表である。政策金利は4.25%から4.5%へ引き上げられると予想されている。しかし、より重要になるのがフォワードガイダンス(先行き指針)である。FRBとは異なり、BOEは今年後半にさらなる利上げを実施すると市場は織り込んでおり、利下げに転じるのは2024年初頭と見られている。英国の利回りが低下すれば、円高が進む可能性がある。

円相場のテクニカル分析

日足チャートでドル/円は、昨年末以来、ゆっくりとアセンディングトライアングルを形成しているようだ。価格は最近、138.17付近の天井から下降に転じた。さらなる下降局面では、上昇する下方トレンドラインを割り込むかどうかが焦点になる。ブレイクアウトが達成されるまでは、短期的なテクニカル見通しは中立にとどまるだろう。

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ドル/円 日足チャート

資料:TradingView

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。