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金価格見通し:ドル下落で上昇、陰の包み足示現後の動向に注目

金価格見通し:ドル下落で上昇、陰の包み足示現後の動向に注目

このページの内容

※2023年4月19日11時19分更新

金、金/ドル、ボスティック米連銀総裁の発言、IGCS – トーキングポイント

  • 金価格は18日、ドル安に伴い、上昇した
  • 陰の包み足(抱き線)は、金の下落リスクとして残る
  • IGCSはトレーダーが買い持ちを減らしたことを示している。強気の展開を示唆か?
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18日のニューヨーク金先物相場は小幅反発した。先週金曜からの2日間の下落率は2月上旬以来最大となっていた。今年後半に米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げるとの観測を背景にドルが小幅安となり、金相場はその恩恵を受けた。

アトランタ地区連銀のラファエル・ボスティック総裁は18日、CNBCとのインタビューで、金利を「据え置く」前に1回の利上げを実施するのが望ましいと言及した。ボスティック総裁はまた、基本的な見通しとして景気後退は想定しておらず、FRBはインフレ率を2%に下げるために「必要なことをする」とも述べた。

この発言により、ドルは上値を抑えられ、金/ドルはいくらか上昇したようだ。19日のAPAC(アジア太平洋地域)市場では、目立った経済指標の発表がないため、トレーダーの関心は一般的なリスク選好に向かいそうだ。大きく相場が動く材料が出ない限り、穏やかな相場展開となりそうだ。

金/ドル (XAU/USD) 日足チャート

資料:TradingView

日足チャートでは、金相場は引き続き、陰の包み足(抱き線)の余波による下落リスクにさらされている。ただ、下値追いの動きは鈍く、価格は20日単純移動平均線に支えられている。RSI(相対力指数)で強気のダイバージェンスが見られたが、その後、陰の包み足が形成され、上昇の勢いが衰えていることが示唆されている。当面は、移動平均線が重要なサポートとなるかどうかに注意を払いたい。上昇に転じた場合は、2022年の高値2,070.42が引き続き、注目すべき重要な水準となる。

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金相場のセンチメント分析 - 強気

IGクライアントセンチメント(IGCS)によると、金を取引する個人トレーダーの約58%がネットロング(金を買い持ち)にしている。IGCSは逆張りの指標として機能する傾向がある。ほとんどのトレーダーがネットロングであるため、価格が下落する可能性があることを示唆している。しかし、ネットロングのポジションは昨日、先週と比較して、それぞれ5.14%、5.45%減少している。このように、最近のポジションの変化を考慮すると、価格は間もなく反発する可能性がある。

--- DailyFX.com シニアストラテジスト ダニエル・ドゥブロスキー著

ドゥブロスキー氏に連絡するには、Twitter で @ddubrovskyFX までお願いいたします。

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